加湿器アロマディフューザーおすすめ12選!種類ごとの特徴や選び方まで紹介!

加湿器アロマディフューザーおすすめ12選!種類ごとの特徴や選び方まで紹介!

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「加湿器付のアロマディフューザーでおすすめはどれ?」
「おすすめの選び方や種類などが知りたい!」

といった方のために全ての特徴や選び方をまとめて、おすすめのアロマディフューザーを12選まで絞り込みました。

乾燥する季節になれば、空間の湿度管理は健康を維持するためにも欠かせない加湿機能ですが、利用の目的や部屋の広さなどで人によっておすすめできる加湿機能付きアロマディフューザーのおすすめは異なるので、まずは選び方から紹介していきたいと思います。

加湿器アロマディフューザーの選び方をチェック

単にアロマが使えるという点だけでなく、加湿器としての性能をしっかりと吟味することが失敗しないために大切なポイント。

水を使うツールだからこそ、加湿能力、衛生面(メンテナンス性)、対応畳数といった加湿器本来の性能を最優先して選ぶことが重要です。

「便利そうだから」という理由だけで選んで後悔しないよう気を付けましょう。ここから、具体的な選び方について見ていきます。

使用場所にあった加湿方式か確認する

アロマ対応加湿器を選ぶ際、最も重要なポイントの一つが、「加湿方式」が使用場所や目的に合っているかを確認することです。

アロマ加湿器に限らず、加湿器の加湿方式には主に超音波式、スチーム式(加熱式)、気化式、ハイブリッド式の4種類があります。

それぞれメリット・デメリットが大きく異なるため、使用環境に合わせた選択をしていきましょう。

加湿器の種類加湿方法特徴
気化式水を含んだフィルターに送風し、気化した水分によって加湿する方法。熱源がないため、本体・送風口が熱くならない。
反面、加湿が始まるまでに時間がかかりやすい。
スチーム式ヒーターを使い、タンク内の水を加熱することで蒸気を発生させる。水を沸かすことになるため、殺菌・除菌が期待でき衛生的。室温をあげる効果もあり。
一方、小さなお子様やペットがいる場所ではやけどをしないよう注意が必要。
超音波方式タンクの水を超音波振動によってミスト化、空間を加湿する方法。ヒーターを搭載していないため加湿機本体が熱を持たず、室温にも影響しない。
水に熱が加わらないため、衛生的に使うにはこまめなお手入れが必要。
ハイブリッド方式異なる2種類の方式を組み合わせて加湿を実現する。
気化式+スチーム式
スチーム式+超音波式など
組み合わせ方によって、それぞれのデメリット部分をカバーできる。
気化式+スチーム式→加湿までの時間を短縮しつつ、安全性が高い。
スチーム+超音波式→加湿時間の短縮。

上記でも触れたとおり、加湿方法と加湿器のサイズによって、空間を加湿する能力は異なります。使用環境やランニングコスト・安全性を加味した加湿方法の加湿器を選ぶことがポイントです。

メンテナンス性・お手入れの簡便さ

アロマ対応に限らず、加湿器を選ぶ際には「メンテナンス性・お手入れの簡便さ」も、機能やデザイン以上に重視すべき大切なポイントと言えます。

なぜなら、水を使用する機器である以上、手入れを怠るとタンクをはじめとする内部でカビや雑菌が繁殖しがちです。そして、カビや雑菌がミストと一緒に室内に拡散されることで、健康被害を引き起こすリスクが無視できません。具体的にチェックすべきポイントは以下の通りです。

メンテナンス性で注意する点
  • 毎日簡単に水を捨てられるか
  • タンクの口が広くて内部まで洗いやすいか
  • フィルター交換の手間はどうか
  • フィルターの入手方法は簡単か

特に、超音波式は水を加熱しないため雑菌が繁殖しやすい傾向にあります。コストやデザインだけに拘泥せず、抗菌加工が施されているものや、パーツが少なく分解して洗いやすい構造になっているモデルを選ぶようにしましょう。

対応畳数もしっかりチェックを

アロマ加湿機を選ぶ際、カタログなどに記載されている「対応畳数(適用床面積)」をしっかりと確認し使用したい部屋の広さに合った製品を選ぶことも不可欠です。

加湿器としての基準で、必要な畳数に見合った加湿量(例えばリビングなら500ml/h以上など)があるかを最優先で確認しましょう。コンパクトなサイズのものは、基本的に空間全体ではなくポイントだけを加湿するようにできています。そのため、対応畳数(空間)の記載がないケースも多々見られます。

そのような場合は、複数台を用いて加湿する方法を考えてみると良いでしょう。基本的にアロマ加湿器は、アロマディフューザーと比べると香りの拡散能力が劣ります。水を使っている分、アロマやフレグランスが薄められるため、濃厚な香りを楽しむことはほぼできないのです。

そのため、加湿効果が少ない=香りの拡散能力も低いという結果になります。ただ、拡散能力が低いからといって、欠点に直結するとは限りません。個人的にアロマ加湿器を用いたい場合などは、むしろ拡散力が低いほうが周りに影響を及ぼさないというメリットもあります。

アロマ・フレグランスオイル対応加湿器のおすすめ12選

実際に使えるアロマ対応の「アロマ加湿器」は、どのようなものがあるのでしょうか?ざっと調べてみただけでも、数多くの製品があるため、どれを選べばよいのかと迷ってうと思うので、12種類まで厳選しておすすめを紹介したいと思います。

STEM Mini

stemportablecado

持ち運びを前提としたコンパクトな本体でありながら、満水にしておけば最大約20時間の連続使用が可能。スタイリッシュな見た目に反して、パワフルなアロマ対応加湿機です。

加湿機能と心地よい香りを楽しむだけではなく、別売りの高機能電解酸性イオン水を用いれば除菌・消臭効果も付与できる優れものです。後期の名ことはもちろん、アルミボディのシンプルなデザインは、どんなインテリアにもマッチしてくれることでしょう。

なお、メンテナンスフリーにこだわったからこその、徹底したシンプルな構造も大きな特徴です。

cado「STEM Mini」のおすすめポイント

  • 約130gの軽量・コンパクト設計で、どこへでも持ち運べるポータビリティ
  • スタイリッシュなアルミボディで、高いデザイン性とインテリアへのマッチング性
  • 加湿に加えて、専用液で除菌・消臭効果を付与できる多機能性
加湿方式超音波メッシュ式
対応畳数
運転モード数あり(3段階)
連続使用可能時間最大約20時間
タイマー機能オートオフ機能あり
重量約130g
サイズφ40mm×H121mm
消費電流1A以下

「上から給水できる加湿器」

約4.3Lの大容量タンクと、給水口の広い「上から給水構造」により、給水と日常のお手入れの煩わしさを大幅に軽減した超音波式加湿器です。

最大28畳に対応する加湿能力と、最大43時間の連続稼働時間を実現しており、頻繁な給水やメンテナンスが不要。約26dBの静音設計で、寝室や集中したいオフィス空間にも適しています。

AiRROBO「上から給水できる加湿器」のおすすめポイント

  • 28畳対応のパワフルな加湿能力と43時間の長時間連続運転
  • 蓋を開けるだけで簡単に給水できる「上から給水」方式
  • 26dBの静音設計で、就寝時やオフィスでの使用にも最適
加湿方式超音波メッシュ式
対応畳数最大28畳
運転モード数あり(ミスト量4段階調整)
連続使用可能時間最大約43時間
タイマー機能オートオフ機能
重量1660
サイズ幅312 x高さ269 x 奥行198 mm
消費電流24W

ハイブリッド加湿器

and/deco

加熱(ヒーター)と超音波のメリットを組み合わせたハイブリッド式加湿器です。ヒーターで水を温めることで衛生面を確保しつつ、超音波で効率よくミストを拡散します。

6.5Lの大容量タンクと上部からの給水構造を採用しており、給水の手間が少ない点も特徴です。和室10畳/洋室17畳に対応し、自動湿度調整やUV除菌機能など、多機能でクリーンな加湿を実現します。

AND・DECO「ハイブリッド加湿器」のおすすめポイント

  • ヒーター加熱とUVライトによるW除菌機能で衛生的な加湿
  • 6.5Lの大容量タンクと上部給水で、給水・お手入れが簡単
  • 自動加湿調整機能と最大17畳の広い適用床面積
加湿方式ハイブリッド式(超音波式+加熱式)
対応畳数和室10畳/洋室17畳
運転モード数あり(12段階)
連続使用可能時間最大約60時間
タイマー機能あり
重量2800g
サイズ幅259㎜×奥行205㎜×高さ320㎜
消費電流25W

アロマ加湿器

SEIMINA

柔らかな曲線を持つ、ごくシンプルなアロマ加湿器で、どんなお部屋にもマッチしてくれます。また、蒸気の吹き出し口が出っ張っていない・内部とのトルネードファンや循環ダクトが良い働きをしてくれるため、床や壁がミストで濡れにくい点も大きな特徴です。

シンプルなデザインである球体全体が柔らかなライトになってくれるため、加湿器としてだけではなく間接照明としても優秀。1日の終わりを暖かな光と心地よい湿度・香りでいたわってくれるはずです。

AND・DECO「ハイブリッド加湿器」のおすすめポイント

    • 床置きと卓上の両方で使える、高さを変えられる2WAY仕様
    • 加熱式と超音波式の良いとこ取りをしたハイブリッド加湿
    • 最弱モードで約18dBの高い静音性を実現
加湿方式ハイブリッド式
対応畳数最大8畳
運転モード数あり(6パターン)
連続使用可能時間最大約30時間
タイマー機能あり(オートオフ機能)
重量1680g
サイズ幅22×奥行22×高さ33.8/76.5cm
消費電流

IRIS OHYAMA

レインボー

かわいらしいしずく型(ドロップ型)のデザインが特徴の超音波式加湿器です。タンク容量は約2.8Lと大容量で、最大約10時間の連続運転が可能です。

アロマ機能にも対応しており、付属のアロマパッドにオイルを垂らせば、加湿とともに心地よい香りが拡散されます。デザインと加湿能力のバランスが取れた、パーソナルルームや寝室にぴったりのモデルです。

IRIS OHYAMA「Rainbow drop」のおすすめポイン

  • インテリアとして映える、丸くてかわいらしいドロップ型デザイン
  • 2.8Lタンクと約10時間の連続加湿で、給水回数が少なくて済む
  • アロマ機能付きで、香りによるリラックス空間を演出できる
加湿方式超音波式
対応畳数木造和室 約5畳/プレハブ洋室 約8畳
運転モード数あり
連続使用可能時間最大約10時間
タイマー機能なし(水切れ時のオートオフ機能あり)
重量1.5㎏
サイズ幅20×奥行20×高さ29cm
消費電流22W

アロマディフューザー 加湿器

big

他ではなかなか見ない、火山型のフォルムが遊び心をくすぐる、超音波式アロマディフューザー/加湿器です。立ち昇るミストはまるで噴煙のよう、優しいライトの色と相まってより温かみを感じられるでしょう。

デザイン性に優れているだけではなく、丸いフォルムを選択しているため、お手入れ時に角の汚れが取れないといった心配もありません。また、リモコン付きなため、離れた場所からも操作が可能、就寝時などちょっとしたシーンで便利さを実感できるはずです。

BIG SMILES「アロマディフューザー 加湿器」のおすすめポイント

  • 火山型の珍しいデザイン
  • 動作音は約25db室での利用もストレスになりにくい
  • リモコン付きで6m以内であれば操作可能
加湿方式超音波式
対応畳数
運転モード数あり(2種類)
連続使用可能時間
タイマー機能なし(水切れ時のオートオフ機能あり)
重量240g
サイズφ136×155mm
消費電流5W

COLUMN MIST

ocorumn

円柱形のシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴的なハイブリッド式加湿器です。水タンク容量は約3Lで、木造和室7畳/プレハブ洋室11畳に対応するパワフルな加湿能力を持ちます。

加湿量は3段階で調整可能、最長で約20時間の連続運転が可能です。アロマ機能も搭載しており、デザインと実用性を兼ね備えたモデルとして人気があります。

BIG SMILES「アロマディフューザー 加湿器」のおすすめポイント

    • 置く場所を選ばない、シンプルで洗練された円柱形のデザイン
    • 加熱(ヒーター)と超音波のハイブリッド式で高い加湿効率
    • プレハブ洋室11畳まで対応し、広いリビングでも活躍
加湿方式ハイブリッド式
対応畳数木造和室 約7畳/プレハブ洋室 約11畳
運転モード数あり(3段階)
連続使用可能時間約20時間
タイマー機能なし(水切れ時のオートオフ機能あり)
重量1.5㎏
サイズ幅19.4×高さ42.1×奥行き19.4cm
消費電流91W

アロマ加湿器

muson

アロマディフューザー、加湿器、ナイトライト、ホワイトノイズマシンの4役をこなす多機能な超音波式加湿器です。500mlの大容量タンクを搭載し、最大16時間の連続使用が可能。

9種類の癒しサウンドを搭載したホワイトノイズマシン機能は、睡眠やリラックスタイムに最適です。木目調のデザインと7色に光るナイトライト機能で、高いインテリア性を誇ります。

MUSON「アロマ加湿器」のおすすめポイント

  • 加湿、アロマ、ライト、ホワイトノイズの4in1多機能モデル
  • 9種類のサウンドを搭載したホワイトノイズ機能で入眠をサポート
  • 木造5畳/鉄筋8畳まで対応する加湿能力と最長16時間の連続稼働
加湿方式超音波式
対応畳数木造 約5畳/鉄筋 約8畳
運転モード数あり(2段階)
連続使用可能時間最大16時間
タイマー機能あり(2段階)
重量549g
サイズφ16.4cm×H11.8cm
消費電流19W

しっとりアロマディフューザー

ベルモンド

超音波技術による微細なミストが特徴の卓上型アロマディフューザーです。USB電源対応のため、モバイルバッテリーなどでも手軽に給電でき、デスク周りやベッドサイドでの使用に便利です。

超音波式ながら静音設計(36dB)で、作業中や就寝中も動作音が気になりません。木目調のシンプルで飽きのこないデザインも魅力といえるでしょう。なお。本体にケーブルを収納できるようになっているため、有線給電でありながらすっきりとした取り回しが可能です。

ベルモンド「しっとりアロマディフューザー」のおすすめポイント

  • USB電源対応で、コンセントがない場所でも手軽に使える
  • 60分/180分/360分の3段階タイマー機能付き
  • 静音設計(36dB)と7色のグラデーションライトでリラックス空間を演出
加湿方式超音波式
対応畳数
運転モード数あり(2種類)
連続使用可能時間約15時間
タイマー機能あり(3段階)
重量323g
サイズΦ110mm×H160mm
消費電流10W

焚き火風アロマディフューザー

axzes

最大の特徴は、LEDライトとミストの組み合わせで、まるで焚き火の炎がゆらめいているように見える演出です。

超音波式でアロマ対応のディフューザーとしても機能し、香りのリラックス効果と炎の視覚効果を同時に楽しめます。コンパクトなサイズで、キャンプなどのアウトドア気分を自宅で手軽に味わいたい方におすすめです。

AXZES「焚き火風アロマディフューザー」のおすすめポイント

  • LEDライトによる、本物のような「焚き火(炎)」のゆらめき演出
  • コンパクトで卓上に置きやすく、インテリアのアクセントになる
  • USB給電対応で、手軽に電源を確保できる
加湿方式超音波式
対応畳数
運転モード数あり(2種類)
連続使用可能時間
タイマー機能なし(水切れ時のオートオフ機能あり)
重量300g
サイズW16.5×D8×H10.2cm
消費電流5V/1A

アロマ加湿器

lifeonpuro

充電式なためコードレスでの使用が可能な超音波式のアロマストーン加湿器です。加湿器を使用しなくてもアロマを楽しめるため、加湿器を使用しない季節にも活躍してくれるでしょう。

満充電で連続運転約3時間、間欠運転で約5時間の使用が可能。デスクやベッドサイドなど、コンセントの位置に縛られず自由に持ち運んで使えます。

水を使わないアロマストーンと、ミストを出す加湿機能の両方に対応しており、パーソナルな空間を心地よく整えられます。

サンプル

  • 充電式バッテリー内蔵で、場所を選ばないコードレス使用が可能
  • SIAAマークを取得した抗菌仕様で衛生的
  • アロマストーンと加湿機能の両方に対応し、用途に応じて使い分けられる
加湿方式超音波式
対応畳数
運転モード数あり(2種類)
連続使用可能時間約3時間
タイマー機能なし(オートオフ機能あり)
重量200g
サイズ幅8.5cm×奥行8.6cm×高さ16.5cm
消費電流4W

香りと加湿を同時に楽しむならツールの併用もおすすめ

ここまでアロマ・フレグランスの香り拡散と加湿を同時に叶える「アロマ加湿器」をメインに紹介してきました。

しかし、何度か触れてきたように、アロマ加湿器はあくまでも加湿がメインになるため、香りをしっかりと楽しむには力不足と言わざるを得ません。

「加湿もアロマも同じくらい楽しみたいんだけど…」と考えるのなら、おすすめはアロマディフューザーと加湿器の併用です。単純に、目的に沿った使い方ができるため、それぞれの本領を発揮できるからです。

では、しっかりとアロマを楽しむためにアロマディフューザーを導入するのなら、どのようなディフューザーを選ぶべきなのでしょうか?目的や好みによって選ぶ基準は異なりますが、以下の点を意識する方法が一般的とされます。

  • アロマディフューザーの種類を確認する
  • ディフューザーの対応畳数をチェックする
  • お手入れ、メンテナンスが簡便なものを選ぶ
  • 設置予定のスペースにおけるサイズか
  • デザイン、サイズが好みや目的に合っているか
  • 使えるアロマ、フレグランスの種類

アロマディフューザーと加湿器の併用は、それぞれの良いところを十分に実感できるとともに、加湿によって香りが広がりやすくなるというメリットもあります。より効率よく香りを楽しめるばかりか、利用するアロマによっては抗菌・ウイルス予防の効果を底上げしてくれる期待も持てるでしょう。

当社が扱う「シュヴァリテエール」シリーズは会議室などの小さな空間から、イベント会場のような大きな空間まで対応可能。加湿器とは別に「アロマの効果を実感するためにも優秀なアロマディフューザーを使いたい」と考えた際には、ぜひお声がけください。

アロマディフューザーと加湿器の異なる点は「目的」

そもそもアロマディフューザーと加湿器は何が違うのでしょうか?

多くの商品紹介記事や、ECサイトの写真で見るアロマディフューザーは、細いミストが立ち上っているのを見ることも多いもの。ミストが上がっているのを見れば「加湿機能もあるだろう」と感じることも無理はありません。

そこで、まずはアロマディフューザーと加湿器の違いについて解説していきます。

アロマディフューザーの目的は香りを楽しむこと

アロマディフューザーの目的は、精油の持つ芳香成分を空間に広げ、その香りを楽しむこと。そして香りによる効能(リラックス、集中力アップなど)を得ることにあります。

企業での生産性向上やホテルでの顧客体験向上を目的とする場合、香りの質と拡散力が最も重要になります。ディフューザーは、香りが効果的に広がるよう設計されているため、空間の広さに併せたアロマディフューザーを用いることで的確に香りを空間に拡散できるようになるでしょう。

なお、アロマディフューザーは複数の種類があり、香りの拡散方法によってはミストを立ち昇らせるタイプのものもあります。ただし、ディフューザーにみられるミストは、あくまでも香りを拡散させるための一つの方法です。

加湿機能に特化しているわけではないため、ディフューザー単体で加湿を期待することは難しいと考えてください。以下、簡単にアロマディフューザーの種類を確認しておきましょう。

アロマディフューザーの種類拡散方法特徴
ネブライザー式アロマオイル自体を圧力によって霧状にして空気中に拡散する・アロマオイル、フレグランス自体を噴霧するため、雑味がなく濃厚な香りを楽しめる

・アロマオイル、フレグランスの減りが速い

気化式
(アロマストーン・リード式)
アロマオイルが気化することで香りを拡散させる・電気・火を使うことなく、ほのかな香りの広がりを楽しめる

・香りが弱い、広い空間に対応しにくい

加熱式火や電熱を用いて、アロマオイルを熱して香りを拡散させる・香りと併せて光や炎の揺らぎを楽しめる
・オイルに熱を通すため香りの変性が起こる可能性あり
超音波式オイルを含んだ水を、超音波振動によって空気中に拡散させる・光や音楽と併せて楽しめる製品もあり

・水を使うため、衛生面に注意が必要

上記の表でいうと「加湿機能があるのでは…」と期待しがちなのが、ネブライザー式と超音波式です。特に超音波式のアロマディフューザーは、水を入れるタンクがあるためアロマ加湿器と混同しがちです。

しかし、基本的にアロマディフューザーでは、十分な加湿機能は期待できないと覚えておきましょう。

加湿器の目的は空気・空間を加湿すること

では、加湿器の目的は何になるのでしょうか?端的に言えば、加湿器は文字通り空気の乾燥を防ぎ、空間の湿度を適切な状態(一般的に40%〜60%)に保つことです。

特に冬場の暖房使用時や、乾燥しやすいオフィス・ホテルの空間では、喉の乾燥や肌荒れの防止、ウイルスの活動抑制といった健康維持の観点から見ても加湿は必須の機能と言えるでしょう。アロマディフューザーと同じく、様々な加湿方法やサイズが展開されているため、空間の広さや目的に合わせた選択が可能です。

まとめ

本記事では加湿器とアロマディフューザーの基本的な知識から、アロマも楽しめるおすすめの「アロマ加湿器」まで幅広くご紹介してきました。

基本的に香りと加湿の効果を同時に用いたい場合は、アロマディフューザーと加湿器の併用をおすすめしています。しかし、スペースや予算によっては1台で済ませたいと考える向きもあるでしょう。

そのようなときは、ぜひ今回ご紹介したアロマ加湿器の中から、お好みの商品を選んでみてください。どれもスペック・デザインともに高品質なものばかりなので、ご満足いただける空間演出ができるはずです。一方、アロマディフューザーと加湿器の併用でも問題ないとお考えなら、お気軽に当社にご相談ください。

快適な空間を作り上げるため、お客様のご要望を一から聞きだし、納得いただけるまで全力で並走いたします。

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