ネブライザーロ式アマディフューザーおすすめ10選!空間の広さごとに紹介!

ネブライザーロ式アマディフューザーおすすめ10選!空間の広さごとに紹介!

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  • ネブライザー式アロマディフューザーはオイルそのものをミスト化して香りを楽しめる
  • ネブライザー式アロマディフューザーの選ぶ際は空間の広さや機能性をチェック
  • 広い空間にコスパ良く香りを拡散するなら「シュヴァリテエール」がおすすめ

ネブライザー式アロマディフューザーとは

ネブライザー式アロマディフューザーとは

ネブライザー式アロマディフューザーは、水や熱を使用せず、エッセンシャルオイルを空気の圧力で微粒子にして空間に拡散させるアロマディフューザーを指します。

オイルそのものを直接ミスト化するため、アロマ本来の濃厚でパワフルな香りを広範囲に楽しむことができるでしょう。心地よい空間を演出することはもちろん、アロマや香りの実際的な効果を期待する際にも使い勝手の良いディフューザーだといえます。

反面、香りの拡散力が非常に強いからこそ、使用する空間の広さやセットするアロマ・フレグランスを厳選する必要も出てきます。今までアロマに興味を持っていなかった方からすれば、最初は扱いにくいディフューザーかもしれません。

ただ、一度慣れてしまえば、アロマを日常や業務内に溶け込ませられるディフューザーだといえるでしょう。

ネブライザー式アロマディフューザーの選び方

実際にネブライザー式アロマディフューザーを導入するのであれば、空間の広さ以外にも気を付けなければいけない点があります。

購入した後になって「こっちのモデルのほうが良かったのでは…?」とならないよう、意識して確認しておきましょう。上記で紹介したネブライザー式のアロマディフューザーの中から、対応畳数以外の点もチェックしてみてください。

1. 電源・稼働方式で選ぶ

電源・稼働方式で選ぶ

ネブライザー式には、主に「USB給電式」「コンセント給電式」「バッテリー内蔵式(コードレス)」の3つのタイプがあります。それぞれメリット・デメリットが異なるため簡単に確認してみましょう。

USB給電式PCの近くやデスクでの使用に便利です。場所を選びませんが、PCの電源が切れると使えなくなります。
コンセント給電式安定した電力供給が可能で、パワフルなモデルに多いです。据え置きで使う場合に適しています。
バッテリー内蔵式(コードレス)持ち運びが可能で、会議室や休憩スペースなど、様々な場所でアロマを楽しみたい場合に便利です。

それぞれ一長一短といえるため、アロマディフューザーを導入する目的や設置予定の場所からさかのぼって選んでいくと良いでしょう。

2.メンテナンスの手軽さで選ぶ

メンテナンスの手軽さで選ぶ

ネブライザー式は、基本的に面倒なメンテナンスがないとされていますが、使用するオイルの種類によってはノズルが詰まることがあります。

そのため、一切のメンテナンスが不要とはいえません。香りやデザイン、メンテナンス性以外の面で差がない製品で迷っているのであれば、以下を基準にすると選びやすくなります。

・専用ボトル式:オイルボトルをそのまま本体にセットするタイプは、補充や付け替えが簡単
・噴霧ノズル一体型:噴霧ノズルとボトルが一体になっているタイプは、メンテナンスが比較的楽だとされる

いずれにせよ、粘度の高いオイル(サンダルウッドなど)を頻繁に使う場合は、アルコールでの定期的な洗浄が必要です。ディフューザーと併せて、オイルやフレグランスの質にも気を配ってみましょう。

3. 機能性で選ぶ

機能性で選ぶ

ネブライザー式のアロマディフューザーを快適に利用するために、以下のような機能があるかを確認しましょう。

ネブライザー式の便利な機能
  • タイマー機能: 連続運転だけでなく、一定時間噴霧しては止まる「間欠運転」ができるモデルであれば、オイルの節約にも繋がります
  • 噴霧量調整機能: 空間の広さや香りの好みに合わせて、香りの強さを調整できます
  • 静音性: 稼働音が気になる場合は、静音性に優れたモデルを選びましょう。特にオフィスや寝室での利用では重要なポイントです
  • デザイン: インテリアとして空間に馴染むデザインかどうかも重要なポイントです。木目調やガラス製など、素材にも注目して選びましょう

他にも業務用のアロマディフューザーのような高性能なモデルになれば、ディフューザー自体にマイコンを搭載しているモデルもあります。

上記タイマー・噴霧量調節機能など、週・月単位で接敵できるものもあるため、細かく確認してみましょう。

香りの効果を戦略的に!業務用アロマディフューザーが実現!

「集中・リフレッシュ・記憶力アップ・リラックス(ストレス対策)」など、空間にマッチした香りをご提案。

拡散力も流体解析にて実証しており狙った位置に香りを届けることができるので、より戦略的な香りの導入が可能です。

業務用アロマディフューザー

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ネブライザー式アロマディフューザーの広さ別おすすめの10選を紹介

では実際のところ、ネブライザー式のアロマディフューザーにはどのようなモデルがあるのでしょうか?ここでは、拡散力が高いネブライザー式だからこそ気になる、広さ別でおすすめのアロマディフューザーを10選紹介します。

ネプライザー式おすすめ6~12畳

まずは、ワンルームのお部屋や個室など、コンパクトな空間に最適なモデルとして、ネブライザー式の中でもコンパクトかつ拡散力が抑えられているのもから見ていきましょう。

ここまでに軽く触れたように、ネブライザー式は拡散力が高いからこそ、広さに見合わないものを選ぶと香りが強くなりすぎる恐れがあります。濃すぎる香りはかえって集中力を見出し、業務効率を下げるもの。ささやかに楽しむ際におすすめのネブライザーとして確認していきましょう。

アロミックフィット

アロミックスタイル">アロミックフィット

最大8畳まで対応するコンパクトなモデルで、デスクや個人スペースでの使用に最適です。

なお、専用オイルを使用するため、オイルをこぼす心配がなく、アフターケアも簡単です。スイッチを入れればすぐに香りが広がり、業務の合間のリフレッシュにも役立ってくれるはずです。

香りの対応範囲最大8畳
運転モード数
連続使用可能時間満充電で約14時間
タイマー機能2時間のオフタイマー機能あり
重量約170g
サイズW68mm×H96mm×D80mm
消費電流50mA
公式サイトhttps://aromicstyle.com/SHOP/aromic-fit.html

アロマディフューザー

Minidiva「アロマディフューザー」

噴霧量を調整すれば、約6畳でちょうど良い拡散力を維持できるアロマディフューザーです。一部屋だけ香りを用いたい場合など、便利に活用できるでしょう。

他のアロマディフューザーではなかなか見ないデザイン性もあるため、お客様を通す一室でも違和感を覚えることなく、インテリアに溶け込んでくれるはずです。

また、タイマー機能が1時間からと、小刻みに設定されているため、長時間の香り空間演出が難しいような職場でも使いやすいアイテムです。

香りの対応範囲6畳~
運転モード数3段階の噴霧量調整が可能
連続使用可能時間満充電で約36時間
タイマー機能1時間、2時間、3時間
重量約250g
サイズφ約7cm × H約12cm
消費電流
公式サイトhttps://item.rakuten.co.jp/harugen/4952537211442/

アロマディフューザー

リュクスアロマディフューザー

USB充電式のコードレスタイプなので、デスク上や本棚など、電源の位置を気にせず好きな場所に置ける点が大きな特徴です。

内蔵バッテリーで駆動するため、決まった場所だけで活用するのではなく「今日は会議室に持ち運んで利用してみよう」といった使い方も可能になります。

何より、3段階の噴霧調整機能があるため、狭いスペースでも香りが強くなりすぎず、快適に利用できるはずです。ボトルの付け替えが簡単で、気分や用途に合わせて手軽に香りを変えられるのも大きな魅力です。

香りの対応範囲最大12畳(弱モード)
運転モード数30秒噴霧、60秒噴霧、120秒噴霧
連続使用可能時間満充電で最大約35時間
タイマー機能1時間、3時間、6時間のオフタイマー機能
重量289g
サイズφ7.3cm×H11.8cm
消費電流
公式サイトhttps://luxce.net/products/luxce

リッチアロマディフューザー

リッチアロマディフューザー

木目調のスタイリッシュなデザインが、お部屋温かみと上質さをもたらします。USB充電式で持ち運びやすく、噴霧量とタイマー機能を3段階で調整可能です。

最大21畳まで対応するパワフルなモデルですが、噴霧量を弱に設定することで、6畳のデスク周りでも心地よい香りを穏やかに楽しめます。

香りの対応範囲最大12畳(弱モード)
運転モード数3段階の噴霧量調整(弱・中・強)
連続使用可能時間満充電で最大36時間
タイマー機能60分・90分のオフタイマー機能
重量
サイズφ69mm×H120mm
消費電流
公式サイトhttps://item.rakuten.co.jp/aroma-bloom/1002/

18~30畳

リビングやや来客スペース、オフィスなど、少し広めの空間に適したモデルです。

個人宅では大きめのリビングといったところでしょうか。この辺りから、気化式のアロマディフューザーでは場所によってアロマの濃度が異なり、隅々までちょうど良い香りに調整するのが難しくなってきます。

ネブライザー式アロマディフューザーの、本領を発揮し始める広さに適したディフューザーを見ていきましょう。

アロマディフューザー TAD-001

最大30畳まで香りを届け、リビングやオフィスなど広い空間でも心地よい香りが均一に広がります。

3段階の噴霧量と4段階のタイマー機能を備え、お好みの香りの強さや使用時間を細かく設定可能。コードレスで最大84時間稼働するため、場所を選ばずどこでも好きな香りに包まれます。

シンプルなデザインとコンパクトなサイズで、どんなインテリアにも馴染んでくれるでしょう。

香りの対応範囲約30畳
運転モード数3段階の噴霧量調整
連続使用可能時間満充電で最大84時間
タイマー機能1時間、2時間、3時間、4時間
重量アルミニウムタイプ:約380g
プラスチック(ABS)タイプ:約308g
サイズW69mm×D69mm×H138mm
消費電流DC5V/1A
公式サイトhttps://www.tokaiz.jp/product/tad-001/

A1-PLNTDFGY

三栄コーポレーション

水を使わずにエッセンシャルオイルを直接噴霧するため、オイル本来のパワフルな香りを広範囲に届けます。最大約30畳まで対応し、リビングやオフィスなど広い空間に最適です。

コンパクトなデザインながら、大容量バッテリー内蔵でコードレス使用が可能。満充電で最大80時間も稼働するため、場所を選ばず好きな場所でアロマを楽しめます。

3段階の噴霧モードとタイマー機能で香りの強さや時間を細かく設定でき、手軽に心地よい空間を演出します。

香りの対応範囲約30畳
運転モード数3段階の噴霧量調整
連続使用可能時間満充電で最大80時間
タイマー機能1時間、2時間、3時間
重量約240g
サイズφ80mm × H140mm
消費電流
公式サイトhttps://www.askul.co.jp/p/EW52753/

ワン ホワイト

アットアロマのネブライザー式ディフューザー「ワン」ホワイトは、どんな空間にも馴染むシンプルでミニマルなデザインが特徴です。

手のひらに収まるコンパクトなサイズながら、最大約20畳まで香りをパワフルに拡散。USB充電式のコードレスタイプなので、デスクやベッドサイド、会議室など、場所を選ばずどこでも好きなアロマを楽しめます。

オイルボトルを直接セットする方式で、面倒な水の準備やお手入れも不要です。手軽に、そして本格的にアロマを楽しみたい方に最適なモデルです。

香りの対応範囲最大約20畳
運転モード数3段階(弱・中・強)
連続使用可能時間満充電で約40時間
タイマー機能約2時間後に自動停止
重量約280g
サイズφ75mm × H 約113mm
消費電流
公式サイトhttps://store.at-aroma.com/category/CAT_DIF_NEB/DIF_NEB_ONE_WH.html

30畳以上

最後は、まさにオフィスへの導入にぴったりな、30畳以上の空間でも活用できるネブライザー式アロマディフューザーを紹介します。

特に、広いオフィスフロアやホテルエントランス、ロビーなどでの利用におすすめのモデルです。

中・大規模スペース用アロマディフューザー

シュヴァリテエール

シュヴァリテエールSA-F-500は、中・大規模スペース向けの業務用アロマディフューザー。シンプルなデザインを追求しているため、インテリアの別を選ばずその場に自然と溶け込んでくれるでしょう。

最大500m³の広範囲をカバーし、ホテルのロビーやオフィスのエントランスなど、広い空間を上質な香りで満たします。

700mlの大容量ボトルで頻繁な補充が不要。タッチパネルで香りの強弱や噴霧間隔を調整できるほか、曜日ごとのスケジュール運転も設定可能です。パワフルな拡散力と高い静音性を両立し、空間の快適性を高めます。

拡散試験や香りの効果試験も重ねており、より戦略的に香りの空間演出を可能とした業務用のアロマディフューザーとなります。

香りの対応範囲香最大500m³(平面では約109畳)
運転モード数香りの強さや噴霧間隔を調整可能
連続使用可能時間
タイマー機能スケジュール運転(噴霧時間、休止時間、曜日設定)
重量
サイズφ110mm × H270mm
消費電流
公式サイトhttps://www.karumoa.co.jp/suvaliteair/plan/

アットアロマ ネブライザー式ディフューザー

オーブ

アットアロマのネブライザー式ディフューザー「オーブ」は、その名の通り、まるでオブジェのような洗練されたデザインが大きな魅力です。

シンプルで美しい球体のフォルムは、リビングやオフィスはもちろん、会議室や来賓室など、どんな空間にも自然と溶け込み、インテリアとしての存在感を発揮してくれるはずです。

最大約40畳まで対応するパワフルな機能を持ちながらも、そのコンパクトなサイズと洗練されたデザインは、場所を選ばず設置できる利便性をもたらします。

香りの対応範囲約40畳
運転モード数3段階の噴霧レベル調整
連続使用可能時間
タイマー機能2時間自動OFF
重量約780g
サイズΦ約105mm × H約140mm
消費電流3W
公式サイトhttps://store.at-aroma.com/category/CAT_DIF_NEB/CAT_DIF_NEB_ORB.html

PETAL001

特徴: 最大180畳まで対応する、業務用に特化したハイパワーモデルです。

高い拡散力と静音性を兼ね備え、広い空間でも安定した香りを提供してくれるでしょう。2本のアロマオイルをセットでき、時間帯によって香りを切り替えるスケジュール運転も可能です。

そのため、午前は集中力を高める香り、午後はリラックスできる香りといった使い分けができます。

香りの対応範囲約180畳
運転モード数30段階の噴霧レベル調整
連続使用可能時間1回の充電で約32時間
タイマー機能自動OFFタイマー運転あり
重量約2.4kg
サイズ幅 約291mm × 奥行 約93mm × 高さ 約174mm
消費電流2A以下
公式サイトhttps://cado.com/products/petal?
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ネブライザー式アロマディフューザーのメリット

ここまで、おすすめのネブライザー式アロマディフューザーを紹介してきました。

では、数あるアロマディフューザーの中から、なぜネブライザー式が良いとされるのでしょうか?実際のところ、アロマに詳しくない方からすれば、リード式(気化式)のアロマディフューザーの方が手間もかからず手軽に感じられることでしょう。

そこでここからは、ネブライザー式のメリットについて確認していきましょう。

水を使わないので衛生的

ネブライザー式の一番のメリットとして挙げられやすいのが、水を使わずにエッセンシャルオイルやフレグランスを直接ミスト化して拡散するため、衛生的だとされる点です。

水を使用する超音波式のアロマディフューザーと比べると、雑菌やカビが繁殖するリスクがほぼありません。

そのため、オフィスやクリニック、ホテルなど、衛生面が特に重視される空間でも安心して使用できます。また、こまめな水の交換やタンクの洗浄が不要なため、日常的なお手入れの手間も大幅に省けるでしょう。

アロマオイル・フレグランスそのものの香りを楽しめる

ネブライザー式は、熱や水を加えない「コールドディフュージョン」という方法で香りを拡散します。

これにより、アロマオイルやフレグランスが持つ繊細な香りの成分が熱で分解されたり、水で薄まったりすることがありません。

その結果、アロマが本来持つ純粋で力強い香りを、まるでボトルから直接香っているかのように、空間全体で楽しむことができます。アロマに期待できる様々な効能を最大限に引き出したいと考える際にも、ネブライザー式がおすすめだといえるでしょう。

手軽に香りを楽しめる

ネブライザー式は、オイルをセットしてスイッチを入れるだけで、すぐに香りを拡散し始めます。

熱源を用いるディフューザーのように、余熱時間や水の準備が不要なため、アロマオイルやフレグランスをセットしていればそれだけで香りを楽しめるのです。

そのため、急な来客時や気分転換をしたい時など、思い立った時にすぐにアロマを楽しめるでしょう。

また、多くのモデルは噴霧量やタイマー設定が細かく調整できるため、空間の広さや香りの好みに合わせて、自分だけの快適なアロマ空間を手軽に作ることができます。

ネブライザー式アロマディフューザーのデメリット

様々なメリットを享受できるネブライザー式のアロマディフューザーですが、やはりデメリットもあります。

メリットばかりと思いこんでいると、実際の運用時に戸惑う場面が出てくるため、事前にデメリットも正しく把握しておきましょう。

以下から、ネブライザー式アロマディフューザーのデメリットについて解説します。

アロマオイル・フレグランスの消耗が早い

一番に挙げられるデメリットとして、アロマオイルやフレグランスの消耗が這う意という点があります。

ネブライザー式は、オイルをそのまま微粒子にしてパワフルに拡散するため、他のタイプに比べてオイルの消費量が多くなりがちなのです。特に、広い空間で長時間使用する場合、アロマオイルやフレグランスの補充頻度が高くなり、コストがかかる可能性も考えられるでしょう。

頻繁に補充するのが面倒な場合は、大容量ボトルが使えるモデルを選ぶか、間欠運転機能(一定時間噴霧して止まる)を活用することで、オイルの消費を抑えられます。

オイルの種類によって細かなメンテナンスが必要

続いてのデメリットは、オイルの種類によっては細やかなメンテナンスが必要なケースがある点です。

ネブライザー式は、粘度の高いアロマオイル(サンダルウッドやベチバーなど)を使用すると、噴霧ノズルが詰まりやすくなることがあるのです。

ノズルが詰まると、香りが弱くなったり、まったく拡散しなくなったりする原因になります。そのため、定期的にアルコールなどでノズルを洗浄するメンテナンスが必要になります。

また、使用するアロマオイルの種類によっては、ノズルの材質との相性も考慮する必要があるため、手軽さを重視する場合は、粘度の低いオイルや専用オイルが用意されているモデルを選ぶようにしましょう。

ネブライザー式アロマディフューザー誕生までの歴史

香りそのものを広範囲に届けるネブライザー式アロマディフューザー。このディフューザーが誕生する前にも、長い歴史の中でアロマや香りは楽しまれてきました。

では、実際のところ、ネブライザー式アロマディフューザーはいつ誕生したのでしょうか?そして、それまではどのように香りを楽しんできたのでしょうか?

ここではマメ知識として、ネブライザー式アロマディフューザーにたどり着くまでの、香りの拡散方法の歴史について見ていきましょう。

1. 古代から続く自然な拡散方法

人類が香りを生活に取り入れ始めたのは、古代エジプトやローマの時代に遡るといわれています。

当時は、植物の芳香成分を抽出したオイルや樹脂を、火にくべて香煙を焚いたり、土器や石器に染み込ませて自然に揮発させたりする方法が主流でした。

これは、今日の加熱式や気化式の原型といえます。アロマストーンや素焼きの器にオイルを垂らす「気化式のアロマディフューザー」は、この頃から受け継がれている最もシンプルな拡散方法だといえます。

2. 電気を使った初期のディフューザーからデザイン性と実用性の兼ね合いまで

近代になり、電気が普及すると、アロマディフューザーの技術も飛躍的に進化しました。

それまではアロマストーンにオイルをたらす気化式や、芳香成分を持つ木材や樹脂を直接火にかける「お香」や「蒸留水」が主流だった香りの楽しみ方から、間接的に熱を与える加熱式や超音波式のアロマディフューザーが登場します。

ネブライザー式アロマディフューザーが誕生する前、初期から現在におけるアロマディフューザーの代表格は以下の通りです。

加熱式(アロマライト) 電球や電気ヒーターの熱でオイルを温め、香りを揮発させるタイプ。火を使わないため安全性が高まり、手軽にアロマを楽しめるようになりました。

超音波式 20世紀後半に登場した超音波式は、水にアロマオイルを数滴垂らし、超音波振動でミスト(霧)を発生させる方式です。加熱しないためオイルの成分が変質しにくく、加湿効果も兼ね備えている点が人気を集めました。しかし、水の管理やカビの繁殖に注意が必要という課題もありました。

リード式(気化式) 気化式のアロマディフューザーの中でも、木材やコルクのスティックにオイルを吸わせ、オイルが気化する際に香りを拡散させるタイプ。スティックの本数で香りの濃度が調整できるだけではなく、デザイン性の高さや気化式のなかでは香る期間が長い。リード式ディフューザーの登場は比較的最近なこともあり、現代でも高い人気を誇っています。

3. ネブライザー式の誕生と発展

超音波式が普及する中で、よりパワフルに、そしてオイル本来の香りを純粋に拡散させたいというニーズが高まりました。

そこで開発されたのが、水や熱を一切使わず、空気の圧力でアロマオイルを微粒子にして拡散するネブライザー式です。この方式は、アロマ本来の濃厚な香りをそのまま空間に広げることに特化しており、業務用やプロフェッショナルな用途として注目されました。

初期は稼働音が大きいという課題がありましたが、静音設計が施されたモデルが開発され、家庭でも快適に使えるようになっていくのです。

また、USB給電式やバッテリー内蔵式のコードレスタイプが登場したことで、より手軽に様々な場所で利用できるようになっています。オイルボトルをそのままセットできる機種も増え、利便性も向上したといえるでしょう。

ネブライザー式は、シンプルな自然拡散から始まり、電気の力を借りた加熱式・超音波式を経て、オイル本来の香りを最大限に引き出すという究極の形として発展してきたアロマディフューザーの歴史における一つの到達点と言えるのです。

ネブライザー式アロマディフューザーQ&A

最後は、ネブライザー式アロマディフューザーに関するよくある質問について解説します。

ご自身が抱える疑問と同じものがあった際には、ぜひ参考にしてください。

Q1. なぜネブライザー式はアロマオイルの消費が早いのですか?

A. ネブライザー式は、アロマオイルを水で薄めることなく、原液のまま微粒子にして空気中に噴霧するため、他のタイプに比べてオイルの消費量が多くなります。

オイル本来の香りをパワフルに広範囲に拡散する反面、消費が早くなるという特性があります。節約したい場合は、間欠運転機能(一定時間稼働しては停止する機能)を利用することで、消費量を抑えることができます。

Q2. どんな種類のオイルを使えますか?

A. 基本的には市販されている、アロマオイル・エッセンシャルオイルであれば問題なく使用できます。ただし、粘度の高いオイル(サンダルウッド、ベチバー、ベンゾインなど)は、噴霧ノズルが詰まりやすくなるため、注意が必要です。

また、アロマディフューザーを扱っている企業では、多くの場合専用・推奨オイルを明示しているはずです。ディフューザーの詰まりや故障を防ぐためにも、専用・推奨オイルの利用をおすすめします。

Q3. お手入れはどのようにすればいいですか?

A. オイルの粘度や使用頻度によって異なりますが、基本的には以下2通りのお手入れ方法があります。

・お手入れ方法: アロマオイルが少なくなったら、アルコール(無水エタノール)を数滴垂らして数分間噴霧してノズル内のオイルを洗浄します。
・ノズルが詰まるなどトラブル時: 無水エタノールを入れた容器にノズル部分を浸し、数時間放置してから流水でよく洗い流します。

なお、上記のお手入れ方法はあくまでも一般的な方法です。機種やモデルによってお手入れ方法が異なる場合があるため、必ず事前に取扱説明書をご確認ください。

Q4. 稼働音がうるさいと聞きますが、静音性はどうですか?

A. 機種によって異なりますが、実際のところ、ネブライザー式はポンプの振動やモーター音が多少発生することがあります。

ただ、最近のモデルは静音設計が施されているものが多く、オフィスや寝室でも気にならないレベルの静かさを実現できています。オフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が前提となっている場所で使うのであれば、ほとんど気にならないと言えるでしょう。

しかし、人によって気になる音のレベルは異なるため、購入前にレビューや製品情報をしっかりと確認することが大切です。

Q5. 加湿機能はありますか?

A. ネブライザー式アロマディフューザーには、加湿機能はありません。

水を使用しないで、アロマの香りを楽しむことに特化した製品です。

加湿も同時に行いたい場合は、加湿機能付きの超音波式やハイブリッド式アロマディフューザーを検討するか、別途加湿器を用意する必要があります。

Q6. どんな空間での使用がおすすめですか?

A. ネブライザー式は香りの拡散力が強いため、広範囲に香りを広げたいオフィスや店舗、リビングルームなどに適しています。

また、水を使わないことからカビの発生を気にする必要がないため、クリーンな環境を保ちたい場所での利用にもおすすめです。クリニックや老人ホームなど、さまざまな場所で便利に活用できるでしょう。

まとめ

本記事ではネブライザー式アロマディフューザーのおすすめ商品、メリット・デメリットやディフューザーの歴史まで幅広く解説してきました。

広い空間で香りを活用しようと考えるのであれば、現状ではやはりネブライザー式が適しているといえるでしょう。ただ、いくらネブライザー式であっても、本体の大きさや機能性によっては、空間全体に香りを拡散することが難しいケースもあります。

また、ディフューザーだけの問題ではなく、選択したアロマによっても香りの気付きにくさや快適に感じられるかは異なります。

実際のところ、アロマディフューザーは香りを拡散させる道具であり、アロマディフューザーの導入そのものが目的ではないはずです。ディフューザーだけではなく香りにもこだわりたいと考えるのであれば、ぜひお気軽に弊社にご相談ください。

一途に香り・消臭について研究してきた弊社のプロフェッショナル達が、ご満足いただける結果へと導きます。

香りの空間演出を戦略的に