ついに12月に入りました。1年がとても短く感じます。
お久しぶりです。斎藤です。

先日、あるアパートの数戸の部屋で汚水系臭気が発生しているとの
ことで臭気調査を行ってきました。

汚水系臭気の発生の特徴は、配管内の圧力に左右される場合が多い
という点。

特に、オフィス街などでは、一斉に水を使い出す朝夕の時間帯や
ポンプアップを行う時間帯に配管内の圧力が高まり、臭気が発生
します。
今回のようなアパートでも、住民が洗濯や食事の準備を始める朝
や夕方の時間帯に圧力が高まり、臭気が発生する場合が多いです。

しかし、臭気調査の時間帯が必ずしも住民による水の使用頻度が高
まる時でない場合もありますから、我々で配管の圧力を高める工夫
をし、臭気が発生しやすい時間帯の再現をするのです。

臭気調査の結果、汚水系臭気がするという数ポイントで配管からの漏れ
箇所があるという事が判明。

▲センサーにより漏れ箇所をしぼる

このような臭気調査結果をお客様に報告書でお伝えし、漏れ箇所があると
考えられる配管系統の確認を行ってもらうようご提案します。

今回は、汚水系臭気が部屋に染みついてしまっている住戸もあった為、オゾ
ンによる脱臭対策もご提案させていただきました。

汚水系の臭気が感じられる場合は、トラップ切れによるものでなけれ
ば、配管のどこかでわずかなガスの漏れ箇所がある可能性があります。
一度臭気調査をしてみてはいかがでしょうか。

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