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臭気判定士の激闘

創業30年、実績90,000件以上。カルモア臭気判定士によるニオイの現場レポート。

建物内で発生する汚水系臭気には必ず発生する要素があります。

竣工約3ヶ月の老人保健施設のトイレ及びトイレ周辺で、竣工直後から汚水系臭気が発生。
発生当初は不定期でしたが、1ヶ月後程度から恒久的に発生し、強くなっていました。
建築関係者の方で色々と行いましたが改善される気配がない為、カルモアへ調査のご依頼を頂きました。

 

建てたばかりの建物で、汚水のにおいが発生していたら、その施設を使用する人にとっては、非常に不愉快かと思います。
今回、とある竣工約3ヶ月の建物でこのような問題が発生しました。

建築関係者は瑕疵責任が伴う事もあり、早急に色々な調査や対策を行ってきましたが、依然、汚水系臭気の改善がみられないどころか、徐々に強くなってきてしまっていました。

そこで、カルモアへ調査依頼が入り、このような調査を行う『侵入経路調査』をご提案し、実施しました。
侵入経路調査に関しては、こちらから詳細を確認頂けます。

現場へ赴き、臭気判定士の嗅覚で確認すると、1カ所のトイレとその周辺には確かに汚水臭が感知されました。

そこで、配管図面、現地での状況を確認し、高感度センサーを怪しい箇所にセットし、トレースガスを同系統の配管内に噴霧しました。

すると、即座にセンサーが大きく変動し、反応しました。

反応時間、大きさにより、発生源の箇所をかなり詳細まで限定し、壁裏の配管の上部に何かしらの発生要素がある事を突き止めました。

しかし、壁裏である場合は目に見えない場所なので、それ以上は明確に出来ないとなりますが、カルモアの調査はそこで終わりません。

ここで登場するのがマイクロスコープ
同じ壁に付いているコンセントや至近の照明を外し、マイクロスコープを挿入し、映像で壁裏を確認していきました。

すると、写真のように接続されていなければいけない配管がつながっていない事が確認されました。

マイクロスコープ映像

この映像により、建築関係者は、その場で一部の天井、壁を解体。
しっかりと、配管が外れていました。

配管外れ

すぐに配管を復旧し、発生源を改善、解決。

この侵入経路調査により、解体する範囲をかなり狭め、施設の運用に支障をきたさない事は、建築会社にとって、コスト的にも時間的にも非常に助かり、喜んで頂けました。

カルモアでは、このような専門的な調査を行う事で、臭気の発生源を突き止めるだけでなく、改善にかかる費用も削減させる事が可能です。
建物内で汚水のような臭気を感じた時は、是非お問い合わせください。

キーワード: 汚水 におい 臭気 調査 臭気判定士 侵入経路調査

 

 

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株式会社カルモア

東京都中央区新川2-9-5

03-5540-5851

https://www.karumoa.co.jp/

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