【経緯】
前回交換より5年が経過。
通常は3年で交換が必要ですが、毎年欠かさずメンテナンスを行うことで何とか保たせてきました。
脱臭効果も非常に落ちてきたとの事で、お客様より交換の依頼を頂きました。

某大学の動物実験センターには、
酸素クラスター除菌脱臭装置エアブルー型が4フロアに渡って13台も設置されています。
これは全国の中でも設置台数が非常に多いです。

脱臭装置１

生成管とは写真に映っているガラスの筒状の部品です。
この部分でなんと2,800Vもの高圧で放電しているんです。
そんなに高圧は危険なのでは無いかと思われますが、
あくまで筒の中で放電しているので、街で見かける電線等とは違いたとえ人が近くにいても感電することはありません。
詳しくは長くなりますので別の機会に。

放電することで酸素クラスターイオンを発生させ、においの原因となる物質、細菌などを包み込み脱臭をしているのです。このタイプの機器が給気ダクトに取り付けるので、
お客様施設の給気口より室内へ酸素クラスターイオンを吹き出すことができます。

生成管１

生成管の交換前後ではこんなにも違いがあるんです。
変色、白濁化に加え耐久性も落ちてしまいますので、無理をして使い続けると
下写真の様になってしまいます。
こうなってしまうと発生する酸素クラスターイオンを大幅に減少してしまいますので、
機器を設置している皆様は是非3年でも交換を御検討下さい。

生成管２

そして交換後．．．

脱臭装置２

生成管交換後の脱臭装置です。見た目も綺麗になり発生する酸素クラスターイオンを
大幅に回復しています。
この後、施設内でイオン数の測定を行ったところ数十倍もの酸素クラスターイオンが発生して
いました。
施設担当者様も交換前よりもかなりにおいが低減されていると喜ばれていました。

これでまた、1ついい空気を守れたなと感じています。
メンテナンスは小さな積み重ねですが、
お客様に満足して頂くことは何より嬉しいものですね。

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