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臭気判定士の激闘

臭気判定士が送る消臭と脱臭対策について。
キレイな空気を目指して、悪臭との闘いの日々から得た情報をお届けします。

臭気判定士試験の対策!~死なない兄さん~

2016年の臭気判定士試験は11月12日です。

最近はどんどん試験問題が難しくなっていて合格率も下がり気味です。今回は、試験でも実務でも役立つ対数の計算テクニックを話題にしたいと思います。

 

 

いきなりですが、対数とは何でしょうか?

 

『ログ』と呼んだり『log』と書いたりしますが、すごく砕いて言い表すと指数と反対の関係にあるものです。難しく言うと逆関数とか呼ぶのですが、それは置いておきましょう。
臭気判定士の勉強をしていると、対数の知識が必要不可欠です。

何故だか分かりますか?

そうです、ウェーバ・フェヒナーの法則があるからですね。

例えば、ある臭気成分の濃度が20ppmから10ppmになる場合と、200ppmから190ppmになる場合とでは同じ-10ppmという変化量でも、前者のほうが明らかにニオイが低下したように感じます。
感覚量(におい)が変化する時には、刺激量(臭気成分濃度)の差よりも刺激量(臭気成分濃度)の比が重要なためです。人間の鼻は何ppm増えたか、よりも何倍になったか、でニオイを捉える性質があるのでした。

一方で、比よりも足し算や引き算のほうが計算はラクです。

このように『比』を『差』に変換するときに用いるのが対数なんです。ニオイを数値化するときには対数を使った方が嗅覚の感覚量に近くて分かりやすい数字で表せるのでした。
実際、悪臭防止法に定義される『臭気指数』は『臭気濃度』の常用対数をとって10を掛けたものですよね!

だんだん難しくなってしまいましたが、そんなわけで、臭気判定士の資格をとろうと思ったら対数を避けて通ることができません。。

そこで、臭気判定士になるために対数計算をもっとラクにやりましょう、というのが今回のテーマです。

例①
希釈倍数300倍の対数はいくつでしょうか。2.48ですね。

例②
臭気濃度2,000の臭気指数はいくつでしょうか。対数をとると3.30、臭気指数は33ですね。

例③
1~9までの常用対数はいくつでしょう。憶えてますか?
 1→0
 2→0.301030・・・☆
 3→0.477123・・・★
 4→0.601060
 5→0.70くらい
 6→0.78くらい
 7→0.84509804・・・☆
 8→0.903くらい 
 9→0.954くらい

実は、これらの例題は全部暗算でできちゃうんです。ちょこっと憶えるだけです。

実務で臭気判定士をしていると、本当に便利ですよ。

具体的には、例題③の☆と★の数字を覚えるだけです。あとは、対数の計算の約束事を頭に入れておけば電卓無しでもスムーズに解くことが出来ます。
特に★は嗅覚測定で必ず使用する数字なので、絶対に憶えるべきでしょう。

どうやって憶えるかは人それぞれですが、カルモアでは語呂合わせをオススメします。
log2=0.301030(去れ、一応去れ)
log3=0.477123(死なない兄さん)
log7=0.84509804(ハシゴを配れよ)

①の解き方
log300=log(100×3)=log100+log3=2+0.477123≒2.48

②の解き方
log2,000=3+log2≒3.30→10倍して臭気指数33

③の解き方
2と3と10を使ってその他の数字を表す(例えば4=2×2、など)で☆と★の数字を組み合わせて計算。

カルモアでは脱臭装置の必要脱臭効率計算や臭気対策コンサルテーションを行うときにもこの暗算を使います。
語呂合わせのおかげで憶えるのもカンタンですし、身につけておいて損はないはず!
時間を有効につかって臭気判定士の試験問題や業務に取り組めること間違いなし!!となれば最高です。

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