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ガイアの夜明け 出演

2008.10.09

10月21日 ガイアの夜明け、放映が決定。

僕自身の臭気調査の現場から悪臭対策の日々が放映される予定。

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非常に残念なことに、本当にうちの会社が得意としている産業工場は撮影許可が下りずに、規模が小さい感じの撮影しかできなかった。

それもまあ仕方がない。

それほど、臭気対策問題はナーバスな問題なのだということ。

その最前線にいるんだ、という実感を得た、取材依頼の日々だった。

 

振り返れば、臭気判定士になって12年が経とうとしている。

制度が始まった一期生で、登録番号0004番という一桁台までもらうことができ、(成績順?そう思いたい(笑))、しかも最年少資格保有者だったように記憶している。

 

それから様々な現場を目にしてきた。

日本各地に点在する製鐵所も多数やってきたし、日本のほとんどの自動車会社の工場も行った。精油所から製紙工場から排水処理工場からリサイクル工場などなど、ほとんどの業種の工場を手がけてきた。

臭気対策

産業工場をやっていた3年間は、ニオイの拡散を視覚化できるという技術を開発。

それはただのシミュレーションではなく、臭気対策としての視覚化なのである。

 

はては建設業界の大プロジェクトのほとんどの現場にも顔を出した。

東京では、六本木ヒルズや東京ミッドタウン、大阪ではなんばパークスやハービスENT、九州では博多座やキャナルシティなど、大規模再開発案件を行う際に必ず伴う、臭気の問題に常に接する経験ができた。

そして長崎のダイヤモンドプリンセス火災事故など大きな火災現場などの事故現場。

こちらは緊急性というスピードが求められる中で、大きな使命感を持って現場の方々と一緒に仕事をした。

臭気対策

 

それらの経験から振り返れば、

臭気判定士の仕事は、嗅覚という五感の感覚の一つを通して、人間の感情や記憶と向き合う仕事であったように思う。

臭気判定士は問題の中でこそ、その力を生かす。

住民と企業、行政と住民、行政と企業、毎回様々だが、常に感情と感情がぶつかり合い、利害が対立する中で、最適な落としどころを見つけて、問題を解決に導いていく。

 

自分のテーマでもある人間力を鍛えるのにこんなにいい仕事はなかった。

その問題解決を通じて、常に人間とは何か、という本質にぶつかる思いだった。

そんな経験を生かして、次は非常に大きなプロジェクトに取り組もうと思っている。

 

僕は、人間という生き物に興味を持っている。

嗅覚は、五感の中でも非常に激しく人の精神を揺さぶる感覚である。

その人間を、嗅覚、臭気という観点から知っていきたい。

今までもそうであり、今後のテーマでもある。

 

今回の撮影に当たり、撮影の為に尽力していただいた制作会社のスタッフの方々、お客様、飲食店の方々、そしていつも苦難をともにする社員達に感謝の言葉を述べたいと思う。

そして今後も、自分自身の生きるテーマ「いい空気とは何か?」を追っかけて、臭気判定士の激闘を続けていこうと思う。

 

どうもありがとうございました。

 

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