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社員ブログ

BLOG

沢登り

2009.11.05

海外に次ぐ海外で更新が滞りがちですいません。

最近は内容すら公開できないような重要な対策業務ばかりいただいていて、なかなかブログをアップできないので僕のプライベートについて書いてみます。

先月は社員の子達と沢登りに行ってきました。

沢登りとは沢伝いに山頂を目指すことです。

多くの山は登山道が整備されておりますが、そういう道を上って山に行くのは僕はあまり好きではありません。

むしろ道無き道を歩んで山頂に至る沢登りみたいな遊びがとても好きです。

カルモアの社員の子は日頃そういう仕事している事が多いせいか、そういう志向を持った子が多いように思います。

前泊のテント場での様子。

初心者二人はロープワークの練習中です。

自分の安全は自分の責任で確保する。

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山の世界では当たり前のことですが、街に出ると安全管理はその土地の所有者だったり、その建物の管理者だったりします。

僕はその考えがすごく嫌いです。

自分の人生は自分が決めるように、自分の安全も自分で管理できなければ、ビニールハウスの栽培野菜と同じような人生しか歩めません。

早朝、テントをたたんでいざ川に。

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今日の川は福島県の阿武隈川。

僕らがいるところからだと、山頂まで滝が11ヶ所あります。

多くは10m~15m(ビルの3~5階)

一つだけ30mの滝があります。(ビルの10階です)

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山岳登攀(とうはん)は下手すると命を失う遊びですので、非常に多くの決まり事があります。

・各人がしっかりと技術を身につけていること。
・パーティーの安全管理手順をしっかりと守ること。
・他のメンバーがそれをしっかり守ることを信頼すること。

これってそのまま仕事に当てはまります。

15m級の滝であれば僕は確保無しで登ります。

登ったところでザイルをセットしてセカンドへ。

臭気判定士の激闘-未設定

沢登りは山岳登攀と同じ技術を用います。

自分の体力を過信せず、自分にできることをしっかりとやっていくことが大事。

そして、後続の命を預かるのは僕です。

社員の命を預かる、いや、他人の命を預かるということ。

それは本当に良い経験です。

高い山の沢は本当に美しいです。

ここに流れる空気は僕の一つの原点です。

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9個目にとうとう30m滝にアタックです。

この時ばかりは僕もランニングビレイというものを取り、後続に自分の命を預けます。

人に命を預ける、いや、社員に命を預けるってのはちゃんと経営してないととても怖いことです(笑)

この滝は20mほどのところにかなり難しい切り返しがあり、そこで少し苦労しながらも何とか登攀成功。

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1時間近く掛けて順番に登り切ります。

考えても見てください。ビルの10階の高さの滝を自分の手と足で登る。

怖い? 違います。 その怖さに打ち勝つことが大事です。

その怖さを乗り越えないと見られない世界はいっぱいあります。

リスクを取って大きな成果を出す。

今の多くの人に全くできていないことですね。

30mを登り切った気持ちを共有することも大事、その大騒ぎの中でふと目に入った景色にみんな黙ってしまいます。

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その気持ち、ずっと大切にして欲しいな。

秋はキノコ取りの季節です。

これはヌメリスギタケ。味噌汁にすると最高に美味しい。
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こういう世界もどんどんと知って欲しい。

流木を集めてさっとたき火。

沢で濡れた体が暖まります。

どんなに濡れている木でも絶対に火を付けられる方法があります。

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役に立つこともあるでしょう。

そして源流。

岩の間から垂れる滴をカップに入れて飲む。

臭気判定士の激闘-未設定

本当に美味しい水ってこういう水なんだということを知って欲しい。

色々書きましたが、自然は常に止まることなく変化をしていきます。

それに合わせて多くの生物も変化をして生きています。

そしてそれは人間も一緒です。

社員の子に知って欲しいのは、人間も自然の一部だということ。

今の社会はそれに抗おうとして進んでいきます。

しかし、本当は違います。

一人一人の人生も、休むことなく最後の日に向かって進んでいるのです。

それが心から理解できたとき、人生の価値観、仕事の価値観が変わることでしょう。

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