臭気判定士という国家資格取得を目指そうとしている人からたまにメールを頂く。
ほとんどの人は、この資格が食えるかどうか、就職に役立つかどうか。
すなわち臭気判定士になって収入UPが期待できるかということでメールをくれる。
それなら答えはNOである。よほど運が良くない限り、臭気判定士の資格を取っても、普通のサラリーマンと同レベルの給与しかもらえないところがほとんどだ。
大手会社で臭気判定士だからといって、採用してくれるところは少ない。
お金を稼ぐために、資格を探しているのなら、もっと稼げる資格はたくさんある。
環境省の怠慢が理由もあるが、臭気判定士の資格は、僕の知る限り、稼げない資格トップ10に入る。
一方、環境に関わる仕事がしたいと思うのなら、これほど面白い仕事もないと思う。
環境関連の仕事は、ゴミのリサイクルから始まって、鶏糞処理プラント・堆肥化工場・原料再生工場などなどなどなど、挙げればきりがないほどある。が、どの業界もそこに入ればその業界だけの知識でやっていかなければならない。
しかし、その環境業界に携わる人を臭気という側面で支援する臭気判定士・臭気対策コンサルタントは本当に必要とされる実感を味わいながら、働き、給与を受け取る。
この豊かで恵まれた時代に、カンブリア宮殿の村上龍風に言えば、「圧倒的な充実感と満足感」を得られる仕事はそうはないのではないかと思うのである。
女性も活躍する時代。うちの会社は半数が女性コンサルタントである。
女性は男性より数段と鼻が良い。
女性も活躍できる職業として早く認知されるといいのだけど。
今の段階で、臭気判定士の資格は就職にも収入にも生きてこない。
それは環境省の怠慢であり、業界団体の努力不足もあるだろう。
だけど、カルモアはずっと右肩上がりで成長している。
臭気判定士を生かす方法を我々は知っている。
臭気判定士の資格を生かして就職したいと思う方へ
上に書いたようにこの業界は素人には厳しい。
が、厳しいが故にオンリーワンの技術と知識を持って活躍していくことができる。
興味ある方、僕のブログを全部読んで、なおかつカルモアの関連サイトを全部読んでみてください。
それで一緒に同志として働いていきたいと思った方は、カルモア本社営業部に問い合わせを。
臭気判定士の在籍は17名(2007年2月現在)
関連会社・グループ会社合わせて35名(同上)
それでも圧倒的に人材が足りない。
そういう会社もこの業界にはあります。