今年も２００６年度新卒採用が始まる。
このシーズンになると身が引き締まる思いで一杯になる。
環境問題に関心を持つ理系大学生を中心に、毎年１００倍を超える超難関となる新卒採用試験。今年も東京フォーラムで合計６回の会社説明会が予定される予定。
でも、ほとんどの学生さんにとっては、入社志望を出しても、入りたかった会社で終わってしまう。
だけど、入社を許された一握りの人間にとって、そして既に会社にいる人間にとっても、多くの学生さんが入社を志してくれたという現実をしっかりと受け止め、会社をより素晴らしいものとして発展させていかなければいけないのである。
その気持ちが無くなったコンサルタントは不要だ。
それを思うと、身が引き締まるのだ。
我が社の会社説明会は一切手を抜かない。
社長から役員、そして幹部候補の社員が参加する。逆に窓際の社員（今の段階でそんな人間はいないが）は絶対に呼ばない。それぞれの役割に応じて全力で学生さんに我が社の魅力を伝える。
空気環境対策、臭気対策の現場の最前線で闘っている人間にしかわからない想いがある、それを伝えなければならないし、それが伝わってその環境に対する想いや理念に共鳴してくれてこそ、我が社に入る人間としてふさわしいのである。
全力で会社説明会を終えると、心身ともに疲れる。
しかし、今年も手応えのある学生さんの反応だった。
銀座のレストランでその成功を讃え合う。この瞬間が楽しい。
