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臭気判定士の激闘

臭気判定士が見た脱臭・消臭・臭気対策・臭気の調査分析・防カビ除菌対策などの現場を具体的事例と共にレポート。

カビの分析と対策方法~カビも生き物~

梅雨から夏場にかけて、特に多くの「カビ相談」が寄せられます。

そもそも、カビとは何なのでしょうか。

そして私たちの生活や人体におけるカビの被害とは?

 

    • カビ発生のメカニズム・カビ発生の原因
    • 健康被害や人体への影響
    • カビ臭の原因
    • プロが行うカビ対策のご紹介

 

などについて、われら「カビ専門会社」が解説します。

 

カビって何?

まずは、深呼吸してみて下さい。
吸って~~・・・・

 

はい、今おそらくカビの胞子を吸い込みました (^^;)
写真①
私達が毎日吸っているこの空気の中には、カビの胞子が含まれています。
ごく微量なので、私たちは通常は気づくこともなく、意識もしていません。
しかし量が増えてくるとカビ臭として嗅覚が察知するようになり、健康被害の可能性も高まります。

 

カビは菌の種類の一つであり、菌糸と呼ばれる細長い細胞と胞子によって増殖をしていきます。

よく混同される「ウイルス」との違いは「菌」は小さな生物で、栄養源さえあれば、自分と同一の菌を繁殖させていくことができます。人の体に入って健康被害をもたらす菌(大腸菌や黄色ブドウ菌等)もありますが、人にとって良い菌(麹菌、納豆菌等)もあります。一方、「ウイルス」は菌の50分の1ほどの大きさで自分で細胞を持たない為、生物に寄生して生きながらえます。

 

現在私たちを困らせている「新型コロナウイルス」もウイルスの一種であり、人の細胞に入り込んで増殖をして健康被害をもたらします。

カビは専門的には「真菌」「菌類」という言葉が使用されており、「真核生物」という人間と同じ細胞構造をしています。

まさにカビは「生き物」であり、常に変化を続けている生物でもあります。

 

 

カビはどうやって発生する?

カビは、通常目にはみえません。

そのカビがカビ臭としてニオイ始めたり、黒カビとして目に見えるようになったときは、相当量の繁殖が進んでいると考えられます。

 

まず、カビは以下の流れで増殖、拡散します。

    • 着床:空気中にいるカビが、材料と接触し根を張ることでコロニーが発生。
    • 増殖:温度、湿度、有機物(酸素を含む)を栄養素として繁殖。
    • 拡散:一定以上の胞子形成が完了すると、期中の風に胞子を飛ばし、拡散。

カビの胞子は2~10μm(ミクロン)と非常に小さく軽いため、少しの気流により舞い上がり、長い間空気中に漂います。そのため、ほんの僅かな隙間でも気流などがあればカビは広がっていきます。

 

そして、カビ「増殖」を促進するのが以下の条件となります。

 

    • 温度が25度~30度
    • 湿度が60%以上
    • 栄養分(チリ、ホコリ、皮脂やアカ)が豊富で風通しの悪いところ
梅雨~夏場、湿気と気温が上昇するこの時期に、カビがいっきに繁殖するのはこういう訳です。
そしてこの時期がもっとも人間がカビ臭さを感じる時期だということになります。

 

 

 

カビのにおいは何故発生する?

「カビのにおいってどんなにおい?」というお問い合わせをよく頂きます。

私達が毎日吸っているこの空気の中には、カビの胞子が含まれています。ごく微量なので、気がつかないし気にしないと思いますが、量が増えてくると、人間にも分かるレベルの臭気になります。これが、俗に言う「カビ臭い」においです。

カビ臭の主要素となるニオイ成分は、アンモニア等のくさいニオイ物質よりも1万倍くさいと言われています。

(カビのニオイ成分は、アンモニア成分より1万倍薄い濃度にしても、人間の鼻で感じてしまう。)

それは、人間の危険予知能力の一つである嗅覚が、カビ臭に対して極少量でも反応するようになっているからです。

つまり人間の長い歴史において、それだけカビが人体の健康を脅かしてきたという経験即に基づく反応に他なりません。DNAレベルに組み込まれた危険予知反応なのです。

 

そもそも「カビ臭」と言われているものは、カビ自体から発生される臭いではなく、カビが生成する物質や、カビが餌にする物質がカビの作用によって、変化して発生する臭いがほとんどです。

一般的に「カビ臭」といわれるものには大きく分けて2つの原因物質があります。

 

代表的な「カビ臭」を発生させる原因物質とその臭い

 

1.世界最強の異臭物質「トリクロロアニソール(TCA)」

 

臭いの特徴:湿った段ボールから発生されるような不快なにおい

発生場所:食品を扱う場所等(キッチン)

主な発生理由:家庭や飲食店、医療現場、工場などで消毒・漂白・脱臭用、木材の暴風剤として用いられる

塩素系薬剤と有機物が混ざるとトリクロロアニソールの元が発生。</p

 

よくワインのコルクの裏に発生するといわれるトリクロロアニソールですが、一般でよく使われる塩素系薬剤が原因となる場合が多く、発生すると強い不快な臭気となります。これもカビ自体が異臭の原因ではなく、トリクロロアニソールが付着した物質とカビの繁殖行為から発生する物質が臭いの原因となります。例えばワインの例ですと、においの原因はワインのコルク栓であり、コルク栓を餌にした際にカビが出している物質が臭う=湿った段ボールのような不快臭となります。

 

2.水道水によく出る「ジェオスミンもしくはメチルイソボルネオール」

 

臭いの特徴:土のような臭い、墨汁のような臭い、泥臭い、どぶ臭い

発生場所:水道管周り等(雑排水が出る場所)

主な発生理由:家庭から出る雑排水の中にある窒素やリンを餌にしてカビが発生

 

おそらく水回りのカビ臭で一番感じることが多いのが、ジェオスミンもしくはメチルイソボルネオールになります。主に水の中にある植物プランクトンや窒素、リンが栄養源となり繁殖していきます。ジェオスミンもしくはメチルイソボルネオールも同じく栄養源となる有機物を栄養素として繁殖する際に発生する臭いが異臭の原因であり、カビ自体には臭いがありません。

 

 

カビが私たちに与える影響

カビが人体に与える影響

醤油、納豆等の発酵製品はカビによって作られています。私たちは日常的にカビを摂取しており、カビは必ずしも危険なものではありません。

しかし、一定以上の菌数や特定の種類のカビが発生すると人間の身体に影響を及ぼすこともあります。代表的な病気として「夏型過敏性肺臓炎」「アスペルギルス症候群」「副鼻腔真菌症」があります。

 

カビが建材に与える影響

カビは有機物を栄養素の一つとして繁殖に利用します。その為、建築材料の種類によっては、そのまま放置をしてしまうと材料自体の劣化、腐朽、腐敗を引き起こすことがあります。

しかし、強度の低下を招くには相当の時間を要する為、一般的には発生後から数年経過しても強度事態を弱めることはないとしています。ただし、カビによって劣化しやすい素材、しにくい素材があるので注意が必要です。

 

・カビにより劣化しやすい素材

 石膏ボード、天然木材、グラスウール断熱材、パーチクルボード、一般合板

・カビにより劣化しにくい(しない)素材

 コンクリート、鉄骨、鉄筋、電気配線、プラスチック、塩ビ等

 

 

 

カビの対策方法

カルモアでは様々なカビ対策サービスを取り扱っております。

カビの繁殖状況や、発生場所に合わせて対策方法をご紹介します。

対策方法1:まずは発生させない!防カビ剤で予防

カビはとにかく発生させなければ、問題解決の必要も生じません。

しっかりした防カビ剤を塗布しておくだけで、カビは生えません。

例えばウッドパネル(ウッドデッキ)などの高級建材を使用する場合や、床下浸水・水漏れなどで痛風の難しい場所で高湿度となってしまう場合には、「生える前に手を打っておく!」が超重要です。

耐水性・耐久性の高いしっかりとした防カビ剤を使用し、事前の対策を打ちましょう。

また、カビ繁殖の好条件がそろいすぎている場所には、定期的な塗布により効果を継続させる必要がある点も注意しておきましょう。

 

カビ専門会社のカルモアでは、使用場所の適応性や防カビ効果の高さを基準に、2種類の防カビ剤を使い分けています。

 

プロパストップは有機窒素系を主成分とし、建物内で繁殖すると言われている、62菌種の全てに除菌効果を発揮します。

【タイプNOKIF】は、防カビ剤としては難しいと言われていた耐水性を保持したプロ仕様の防カビ剤です。

弊社が行う「除菌・防カビ施工サービス」でも使用する業務用防カビ剤ですが、清掃業者・内装業者の方、そして一般の方にも販売しております。

 

導入製品・サービスについて

プロパストップ

> プロパストップタイプNOKIF

有機窒素系を主成分とし、防カビ剤としては、難しいと言われていた耐水性を保持した防カビ剤です。

耐水性も強く、カビに対して非常に効果が高い為、カビが発生しやすいお風呂場、洗面水回り、外壁等でも使用が可能です。

また、希釈倍数を変える事で、従来の防カビ剤同様、押入や什器などにも使用出来ます。

 

導入製品・サービスについて

プロパストップ

> プロパストップタイプE

住居・オフィス・店舗内など、屋内のあらゆる場所にご使用いただけます。

安全性が高いため、日々の除菌清掃や客室・店舗清掃にも安心してご使用いただけます。

カビ対策専門家のカルモアが除菌・防カビ作業でも使用する、高性能防カビ剤です。

 

 

少量購入をご希望の方は、オンラインショップ「カルモアダイレクト」でご購入可能です。(全国発送可)

 

 

 

 

 

対策方法2:生えてしまったら、カビ死滅=殺菌・除菌

カビが発生してしまったら、まずは殺菌・除菌しましょう。

一番安価で早いのが、高濃度アルコールまたは次亜塩素酸です。

アルコールは人体への危険が低く、塗布・噴霧する対象物へのダメージも少ないため、生活空間の中で使いやすいかと思います。

黒カビ発生など、目に見えるカビを除去したい場合には、着床してしまった黒ずみを漂白するべく、次亜塩素酸の使用が向いてるかもしれません。(キッチンハイター、カビキラーなどです。)

ただ、ここで注意して頂きたいのは、「殺菌剤・除菌剤だけでは、カビが再発する可能性が高い!」ということです。

殺菌剤・除菌剤というのは、「今生えている菌を殺す・なくす」だけです。

カビは空気中に常に存在し、繁殖場所には胞子がたくさん拡散しているとお伝えしました。

つまり除菌したその1秒後から、空気中の胞子は無菌面に着床し、繁殖を開始するという訳です。

 

大切なのは、必ず「防カビ剤とセットで行う」こと。

カビを殺すだけでなく、一緒に「増殖させない環境を作っておく」=防カビ剤の塗布、を忘れずに行いましょう。

 

対策方法3:「カビ調査・分析・対策」で健康と安心を回復!

  • カビ繁殖が個人の対応レベルを超えている
  • 居住者や施設利用者の安心安全を、施設管理サイドとして明らかにしたい
  • 一度専門家に見てもらいたい   …など

そんな場合は、カルモアの「カビ調査・分析・対策」専門サービスをご利用ください。

 

専門的な立場から、カビの発生状況や人体への健康被害の危険度を調査分析し、報告書にまとめます。

また専門の防カビ施工サービスでは、多種多様な実績・施工事例を経験値として、再発させない施工を提案します。

重要なのは、カビの再発を防ぎ、防カビ効果を持続させることです。

 

 

「カビ調査・分析・対策」サービスの流れ

カルモアの「カビ調査・分析・対策」サービスは大きく分けて3つのステップでお客様のカビのお困りごとに徹底対応いたします。

 

STEP1:現状の影響度調査

発生したカビが、どのくらいのレベルで繁殖しているか、どれくらいの健康被害が考えられるか、などを「菌種同定試験」や「菌数測定試験」によって計測します。

 

菌種同定試験とは

カビ発生現場や、発生個所付近の室内から採取したカビ菌の培養を行い、検出された上位5菌種について菌種名の報告を行う他、疫学上の知見から、そのカビ菌が人体や部材に対してどのような影響を与えるかについてご報告いたします。

 

菌数測定試験とは

菌数測定試験では、カビ発生現場から採取した1m3当たりの菌数及び検出された菌種名を導き出し、健康被害に関しての影響度をご報告いたします。一般的には空気中に浮遊しているカビの数を測定します。

 

これにより、カビの汚染度、人体への影響度を数値化し評価をすることが可能です。

 

STEP2:発生したカビの除菌作業と防カビ作業

STEP1で得られた結果により対策が必要は場合、原因の復旧と共に、発生したカビの除菌をすることで、カビのない通常の環境下に戻すことができます。薬剤による直接除菌方式、オゾン薫蒸による接触除菌方法等を用いながら、適切な方法でカビの除菌を行い、防カビ剤「プロパストップ」を使いながら防カビ作業を行います。

 

STEP3:改善後の影響度調査

STEP2の除菌作業と防カビ作業を行った後、空間が通常の環境に戻っていることを確認する為に、再度「菌数測定試験」を行います。結果を数値化することで、安心の証明と徹底したカビ対策を行います。

 

カルモアのカビ分析・対策の強み

カルモアでは、独自にカビ環境の評価基準を設けています。

あまり知られていませんが、空中に浮遊するカビの許容濃度や指針値のような正式な基準は、今の時点で日本には存在していません。その為、単に分析を行っただけでは、その数値が果たしてどれくらいのレベルなのかが判断できない可能性があります。

カルモアではこのようなことを防ぐため、これまでの経験をもとに、カビの学会の権威と協力しながら、独自の基準を設けています。

そしてこの分析結果を基に除菌作業や脱臭作業を行い、数値化することにより、より精度の高いカビの対策を行っています。

 

導入製品・サービスについて

> カビ調査・対策・分析

 

住宅の中で発生するカビは60種類ほどあると言われています。

カビそれぞれの特性を把握し最適な方法でカビを徹底除去。その後の防カビ施工まで一気通貫で請け負います。

 

 

 

 

対策方法4空調機のカビ・カビ臭は、、、

空調機やエアコンなどからカビ臭い空気が出てくる場合には、すぐに対策を打ちましょう。

空調機(エアコン)内で繁殖したカビの胞子が、風に乗って室内に大量放出&拡散されている状態です!

空調機(エアコン)のカビ繁殖には、空調機専用の除菌防カビ剤を使用します。

空調機はそもそも結露させることが前提=超多湿状態になることが前提の機械ですので、耐水性の高い防カビ剤を使用しなければ、すぐに再発してしまいます。

カルモアでは空調機専用の防カビ剤デオクリーナーを用意しています。

 

清掃業者・エアコン業者様には、業務用販売と合わせて施工指導も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

導入製品・サービスについて

> 空調機専用 防カビ洗浄剤【デオクリーナー(DeoCleaner)】

空調機(エアコン)に発生するカビ対策専用に開発された洗浄x防カビのセット薬剤です。何年ものフィールドテストによる効果検証を経て、持続力の高い製品に仕上がりました。

 

 

対策方法5:カビ臭いけど、原因が分からない

カビ臭いけれど、どこから臭いがするか分からない、原因不明の異臭がする、、、など特定できない不快なニオイにお悩みの場合は、専門部隊による「臭気調査」をおススメします。

国家資格である「臭気判定士」が、ニオイの原因から特定まで徹底調査いたします。

 

導入製品・サービスについて

カルモアのプロサービス「臭気調査」

 

> 臭気調査

苦情解決率 98%!年間対応件数 160件超の信頼と実績!

何のニオイ?どこから来るのかわからないそんな原因不明のニオイ問題をプロの臭気判定士が解決いたします。

 

 

 

まとめ

カビは人間のいる場所ならどこにでも発生する物質です。つまり、人間とカビは切っても切り離せない関係にあります。梅雨や夏場など、湿気と気温が上昇する時期は、カビの格好の繁殖時期。カビも生き物ですので、自分たちの居心地のいい場所を選んで繁殖します。これからの梅雨の時期がもっとも人間がカビ臭さを感じる時期だと思います。

 

・目に見えてカビは生えていないけれど、どうもカビ臭い。このままで大丈夫か不安。

・おもいっきりカビが生えているので除去したいけれど、その前にどんなカビなのか知りたい。

・梅雨の湿気で、引渡し前の物件にカビが発生してしまった。カビの状況を把握して対策したい。

 

等々、上記のような不安を解決するため、カルモアでは様々カビ対策サービスをご用意しております。カビの悩みがございましたら、是非一度カルモアへお気軽にご相談下さい。

 

空気環境のことで
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カルモアでは、誰もがどこでも安心・快適な空気を吸えるよう、調査から対策まで、
問題解決のお手伝いをしております。些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。

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