酸素クラスターイオンと オゾン(O3)の違いは何ですか?
酸素クラスターイオンもオゾン(O3)も、空気中の酸素を放電させて生成する点では同じです。
そしてどちらも、悪臭物質などに対し酸化分解という化学反応を起こして無臭化(消臭・脱臭)する点でも同じです。
■物質の生成メカニズムは下記です:
【酸素クラスターイオン】 空気中の酸素が放電などによりプラスとマイナスに帯電し、酸素分子イオンとなり、そのイオンが累積集合した集合体です。
【オゾン】 空気中の酸素が強い紫外線や放電などを受け、酸素分子(O2)が2個の酸素原子(O)となり、さらに1個の酸素原子(O)と1個の酸素分子(O2)とが結びついてできます。(オゾン化学式:3O2→2O3)
■「酸素クラスターイオン」と「オゾン」の大きな違いは、「運用方法」とその留意点にあります。
オゾンはある濃度以上になると人体に有害であるため、濃度コントロールができない状況では、有人空間(人の往来・生活する空間)での使用はお勧めできません。また逆に、濃度が薄すぎては本来の目的である脱臭や除菌の効果を得ることができません。そのため、有人空間においてオゾンを最適に扱うには、運用に十分な注意と計画管理をする必要があります。
弊社でオゾンを取り扱う場合には、脱臭・除菌を効果的に達成するために高濃度オゾンを使用すると共に、オゾン使用中には施設や部屋を封鎖・密閉し、人の立ち入りを遮断しています。
一方、酸素クラスターイオンは人体への影響が非常に低いとされており、有人空間でも使用可能です。人体への影響のないレベルでのイオン濃度で脱臭・除菌効果を得ることができるため、人の出入りのある施設や生活空間などにおいて、常時脱臭・除菌のできる技術として利用されています。
■弊社では、「酸素クラスターイオン」「オゾン」両方の商品を取り扱っております。
ご使用状況に合わせ、最適な商品をご選択ください。
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