食品工場の臭気対策(食材ごとのニオイ解決)脱臭・消臭の事例紹介
食品工場の臭気対策なら実績10万件超のカルモアにお任せください
カルモアでは食品工場から排出される様々な臭気(ニンニク・カレー・スパイス・調理臭・料理臭・焦げ臭・フライヤー臭・甘い臭いなど)の悩みを解決してきた実績があります。
お悩みごとに数件事例も紹介しておりますので、対策したい臭気についての詳細は下記の項目をクリックして頂ければと思います。
ニンニクの臭気対策事例
ニンニク・ショウガといった刺激系の成分(硫化アリル・メチルメルカプタン類など)を含む臭気は大変対策が難しい特徴があります。
そのため厨房排気に実績のある「ゼオガイア」をはじめとする機器を中心に導入しており、設置後には臭気を数値化することで設置前と比べて何%の脱臭効率が上がったかを目に見えるデータとしてご確認いただくことができます。
ニンニク臭対策事例1:【食品工場】
課題解決法:脱臭装置設置
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臭気成分
ニンニク臭
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発生場所
食品調味料工場 フライヤー工程
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導入企業
食品調味料工場
課題ポイント
- 臭気度数が10万を超える強い臭気(ニンニク臭)
- 500CMMを超える大量の排気量に対応する機器
- 脱臭効果が高い機器を用いる必要があった
ニンニク臭の臭気対策の流れ
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臭気濃度の現状把握
・臭気測定
・測定後の機器選定 -
デモテスト
・必要脱臭効性能の算出・設計
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制作・導入
・風量347CMMにて製作
・仕様変更により1.5倍の風量になる
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定期メンテ
・定期での臭気測定
・フィルタ交換頻度最適化
当社では最適な順序&低コストで導入して頂くために、臭気問題の原因を突き止め臭気を数値化、臭気の種類と目標数値に対して効率の良い機器を選定後に設置の提案をさせて頂きます。
食品工場の臭気対策成果
脱臭効率84% 原臭臭気濃度320,000→出口臭気濃度50,000
と今回デモテストでは脱臭効率96.8%を実現.急遽お客様のご要望により1.5倍の風量で運用することなりましたが、最終的にも脱臭効率84%と高い数値をキープすることができました。
導入装置の概要
機器型式 | ZG-21000-7(7)(ゼオガイア) |
処理風量 | 520m3/min3/min |
装置外寸 | 1590w×1746H×1200L |
装置重量 | 660kg |
工場排気対策の納入先例 | ||
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キッコーマン(株) | 日清食品(株) | 日本食研(株) |
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ニンニク臭対策事例2:【厨房】
課題解決法:天吊り脱臭装置設置
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臭気成分
イタリアンの排気 ニンニク料理の排気 厨房・調理排気臭
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発生場所
テナントの飲食店厨房排気ライン
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導入企業
イタリアンレストラン / テナント店舗
課題ポイント
- テナント店舗1階で近隣から悪臭の苦情
- ニンニクを使用するイタリア料理の排気対策
- 天井裏の脱臭装置のスペースが制限されている
ニンニク臭の臭気対策の流れ
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スペック選定
・ニオイから規制値を算出 ・フィルター枚数を決定
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臭気判定士が検証
・臭気サンプルからテスト
・臭気濃度から最大枚数必要と判明 -
脱臭装置の導入
・スペックのご提案
・承諾後に天吊り仕様型で設置
飲食店のオーナーさんは「収益に直接関係しない費用はできるだけ低コストに抑えたい!」という気持ちが強いと思います。 そこで当社ではオーバースペックにならないよう必要最小限のフィルタ数を算出し、脱臭効率を最適化することでコストを抑えることを徹底しました。
厨房の臭気対策成果
今回は臭気判定士の治験によりコスパを重視したスペックのご提案ができました。 スペース的な問題も天吊り仕様型にすることにより解決し、省スペースに抑えることができました。
導入装置の概要
商品名 | ゼオガイア脱臭装置ZG-7800 最大装填 |
最大装填排気風量 | 7,800m3/hr |
装置外寸 | 988W×1046H×856L |
厨房排気対策の納入先例 | ||
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東武ストア | (株)ルミネ | (株)ヤオコー |
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スパイス・カレーの臭気対策事例
スパイスのニオイは複雑で強力な臭気を放つ特性があり、原因となる粉塵へ消臭剤をただ投入するだけではニオイが収まらないほど強力です。
近隣からの苦情も非常に多い臭気となっており、スパイス臭・カレー臭を脱臭するには調査から検証を徹底し臭気の特性に合わせた消臭剤の選定が必要となります。
スパイス臭対策事例1:【食品工場】
課題解決法:消臭剤噴霧装置の設置
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臭気成分
スパイス、香辛料の臭気
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発生場所
カレー製造工程
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導入企業
食品工場
課題ポイント
- 行政からすでに指導を受けているので改善案が必要
- 脱臭装置だけでは高額なコストが発生してしまう
- 装置を設置するスペースが狭い
スパイス臭の臭気対策の流れ
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臭気の可視化
・臭気測定
・影響範囲特定
・必要脱臭効率を算出 -
対策案の検討
・ダクトの延長
・ダクトで消臭剤噴霧 -
本格的なデモテスト
・消臭剤の選定
・脱臭効率のUP
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実機導入・設備改良
・工場稼働にあわせ制御
・排気設備の改良
脱臭機のみでカレーやスパイスの臭気を対策するには高額なコストが発生してしまうので、臭気の可視化後に対策方法を絞りこみ、排気設備の改良と消臭剤噴霧による対策で相乗効果を狙いました。
また、事前のデモテストにより工程稼働状況に合わせて噴霧量が可変する仕組みを取り入れました。
結果として、対策費用を安価に抑えた上で悪臭苦情の解決にいたりました。
食品工場の臭気対策成果
脱臭効率84% 原臭臭気濃度500,000→出口臭気濃度79,000
現地での実ダクトで消臭剤のテストを実施することで、効果の高い消臭剤に絞りこむことができました。
さらに、排出方法を最適化することで相乗効果を生み出し、周辺影響を低減させることで近隣住民からの苦情が激減しました。
導入装置の概要
商品名 | 消臭剤噴霧装置 |
消臭剤噴霧装置 | マイクロゲル消臭剤 C-TK |
風量 | 約200m3/min |
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スパイス臭対策事例2:【店舗・厨房】
課題解決法:臭気の侵入経路調査⇒空調管理で解決
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臭気成分
カレー店からの排気臭 (カレー、スパイス臭)
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発生場所
東京都内のテナントビル 2階オフィスフロア
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導入企業
デベロッパー ビル管理会社
課題ポイント
- 1階テナントから2階フロアへ臭気が侵入
- 臭いの侵入ルートがわからない
- 原因がわからないので対策できない
スパイス臭の臭気対策の流れ
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侵入経路の調査
・状況と平面図を確認
・臭気センサーを設置
・トレースガス噴霧
・センサーの反応確認
・流入源を探索
・結果と図面を照合
・調査報告と対策提案 -
調査開始
・外気取込口からの流入ではなかった
・平面図とダクト調査
・他箇所も抽出
・可能性を絞り込み -
調査結果
・床下と外壁面に強い反応
・界壁や貫通孔から反応
・2階から負圧状態
・ビル内気流で2階へ流入 -
課題解決
・侵入経路から対策
・空調を調整し解決
侵入経路がわからない場合でも、カルモア社の特許技術である臭気調査をすることで臭気(空気)の動きを発見することができます。
問題の大本さえわかってしまえば対策を講じることができるので、今回のケースでは空調の調整をするだけで解決することができました。
店舗・厨房の臭気対策成果
臭いの侵入経路調査で特定後に空調調整のみで解決
カルモアでは今回のように必ずしも脱臭機の設置をお勧めしているわけではなく、なるべくローコストで臭気問題を解決すべく最善手をご提案させて頂いています。
臭気調査のみの場合は比較的安価でご依頼して頂くことが可能なので、是非一度お問合せくださいませ。
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フライヤーの臭気対策事例
フライヤーでは食品(野菜・魚・肉)を揚げる、焼く、蒸すといった工程で発生する様々な臭気に対応した脱臭が必要となります。
またフライヤーの特性上、火や油によるダクト火災を防ぐため不燃性素材を利用した脱臭装置であることを推奨しております。
フライヤー臭対策事例1:【食品工場】
課題解決法:脱臭装置設置
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臭気成分
インスタント食品 フライヤー排気 鶏がらのような臭い
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発生場所
インスタント食品工場 フライヤー工程
課題ポイント
- 食品フライヤー調理時に発生する排気対策
- 高温・多湿・オイルミスト・大風量・クレーン不可と様々な課題
- 新規工場ため臭気が発生しておらず脱臭効率を比較できない
フライヤー臭の臭気対策の流れ
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臭気テスト
・既存工場でテスト
・脱臭方法選定
・脱臭効率90~92% -
脱臭装置設計
・必要性能の算出
・脱臭装置の設計 ・不燃性フィルタ選定 -
脱臭装置導入
・機材を現地で組立
・フィルタ5層仕様
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導入後のチェック
・風量測定
・臭気サンプリング
・脱臭効率は90%
新規工場の場合でも事前に臭気サンプルで検証することで、デモテストに近い効果を発揮することができます。
今回のように重機器が使用できないような環境でも柔軟に対応し、お客様のご要望に合わせた対策をとることができるので、是非一度ご相談ください。
食品工場の臭気対策成果
脱臭効率90%:原臭臭気濃度1,600→出口臭気濃度16,000
ダクト火災を防ぐため不燃性フィルタを使用してのご対応とさせて頂きましたが、原臭臭気濃度を約10分の1まで削減。近隣への臭気拡散を防ぐレベルに抑えることができました。
導入装置の概要
機器型式 | ZG-25000-5(2系統) ZG-21000-2(1系統) (ゼオガイア) |
処理風量 | 264m3/min(2系統) 264m3/min(1系統)3/min |
装置外寸 | 1590W×2046H×856L 1590W×1746H×856L |
装置重量 | 516kg 310kg |
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フライヤー臭の臭対策事例2:【厨房】
課題解決法:屋根上への脱臭装置設置
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臭気成分
唐揚げの排気 揚げ物料理の排気 厨房・調理排気臭
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発生場所
テナントの飲食店厨房排気ライン
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導入企業
惣菜屋飲食店(唐揚げ料理) テナント店舗
課題ポイント
- テナント後付けなので設置できるスペースが狭い
- 揚げ物(醤油&ニンニクなど)強い焦げ臭
- 近隣の住居エリアから臭気の苦情
- メンテナンスや維持の簡便さが必須
フライヤー臭の臭気対策の流れ
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商品の選定
・脱臭効率の高い装置
・脱臭機の面積を配慮
・管理の必要がない -
フィルタ確定
・調理系の消臭特化
・不燃性素材で安心
・省スペースに設置可 ・フィルタを決定 -
脱臭装置の導入
・小さくサイズ可変
・脱臭効率を最適化
・屋上に設置 -
設置後の数値確認
・脱臭効率92%
・3年毎のメンテ
工場とは違いテナント店舗様の場合は脱臭効率の維持よりも、「設置場所場所に合わせた設計・苦情予防する脱臭性能の選定・従業員の方が日々の業務で負担にならない作業量」などを大切にしております。
食品工場の臭気対策成果
入口臭気濃度:2,500・出口臭気濃度:200:脱臭効率92%
近隣に住居エリアがあることから、「排気風量・周辺環境・法規制」にも考慮した脱臭効率にて設置。
敷地制限からコンパクト設計にする必要がありましたが、臭気濃度を2,500⇒200まで抑制し近隣住居の臭気苦情の発生を予防できました。
メンテナンス性もよく半年~3年ごとに1回と長期的に利用可能なので、従業員の方の負担になりにくい特性があります。
導入装置の概要
商品名 | ゼオガイア脱臭装置ZG-7800 最大装填 |
最大装填排気風量 | 6,000m3/h |
装置外寸 | 908W×902H×816L |
装置重量 | 143kg |
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料理臭・調理臭の臭気対策事例
調理臭・料理臭は複数の食材(野菜・肉・魚・調味料)を焼く・煮る・蒸す・揚げる・乾燥させるなど様々な工程で悪臭元となる臭気を放ってしまいます。
まずは臭気アセスメントにより、どのニオイが悪臭のもととなっているかを調査し原因を発見。臭気対策に優先順位をつけることで低コストの脱臭装置が設置できます。
料理臭・調理臭の対策事例1:【食品工場】
課題解決法:臭気アセスメント
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臭気成分
・スープ出汁のニオイ ・野菜の調理臭 ・汚水臭
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発生場所
・浄化槽の排気 ・スープ出汁の製造工程 ・野菜の調理工程 ・テイスティング工程
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導入企業
食品製造工場
課題ポイント
- 一般のお客様が来店するイートイン施設まで悪臭が広がっていた
- 工場の内部には悪臭が充満しており、発生源を特定する必要がある
- 近隣に住居エリアがなかったので、臭気対策を講じていなかった
料理臭・調理臭の臭気対策の流れ
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提案
・排出状況ヒアリング
・工場内の排出調査
・工場外の拡散調査
・シュミュレーション
・対策順位付け -
提案
・事例から選定
・脱臭機を提案
悪臭の原因となる臭気のヒアリング内容(臭気の特徴と発生場所)を探ることで、複数の臭気から原因を発見、対策に優先順位をつけることでコスト削減を図りました。
食品工場の臭気対策成果
臭気アセスメント(調査・対策)で:低コストで解決
複数の臭気に対しての対策案のみで解決に導きました。今回は近隣に住居エリアがなく脱臭装置の導入までいたりませんでしたが、低コストで問題解決することにより、新設工場での臭気対策依頼も受託しました。
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料理臭・調理臭対策事例2:【厨房】
課題解決法:脱臭装置設置
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臭気成分
焼き鳥料理の排気 厨房・調理排気臭
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発生場所
焼き鳥の厨房排気ライン
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導入企業
居酒屋店舗
課題ポイント
- 近隣のオフィスと住居エリアから悪臭の苦情
- タレ・焼き焦げ臭など臭気レベルが強い料理
- 限られたスペースに脱臭装置を設置する必要がある
料理臭・調理臭の臭気対策の流れ
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調査
・排気量の測定
・周辺環境の調査
・法規制の考慮 -
スペック選定
・フィルタ枚数最適化
・特殊仕様に設計 -
脱臭装置の導入
・小型脱臭装置組立
・脱臭効率チェック
飲食店オーナー様がいつも悩まれる理由が、価格や設置場所についてです。当社の場合は無暗に臭気の対策はせず、まず原因を突き止めることから始めます。
問題点が明確になることで無駄な工程を省くことができるので低コストで臭気対策が可能です。
また脱臭機は組み換えが可能となっているので、「室外機の隙間・店舗天井部」といった特殊な位置にも設置することができます。
食品工場の臭気対策成果
初期値最大98%の脱臭効率:最大フィルター装填数では、
すでに近隣の住居エリアやオフィスからの苦情が発生していたため、脱臭効率が高い厨房用フィルタを選定しました。
装置の設置スペースは店舗入口横のみという制限があったため、縦長のコンパクト設計と特殊な構成に改良しました。
導入装置の概要
商品名 | ゼオガイア脱臭装置ZG-3000 最大装填 |
最大装填排気風量 | 3,000m3/hr |
装置外寸 | 600W×600H×860L |
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焦げ臭の臭気対策事例
燃焼の過程で発生するアルデヒド類が焦げ臭の独特のニオイの元です。アセトアルデヒド(CH3CHO)は分子量44の中性ガスです。
コーヒーやタバコからも発生する臭いですが、醤油など調理段階での焦げ臭も近隣からの苦情につながるので、臭気対策が必要です。
焦げ臭の臭対策事例1:【食品工場】
課題解決法:最大脱臭効率87%&長寿命を両立
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臭気成分
醤油のにおい 焦げ臭
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発生場所
加工食品製造工程
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導入企業
加工食品製造工場
課題ポイント
- 食品焼き時に発生する醤油臭・焦げ臭の対策
- 現在利用している生物脱臭より脱臭効率をUP
- 維持管理に手間がかからないように改良したい
焦げ臭の臭気対策の流れ
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臭気調査
・排出データ測定
・拡散シミュレーション -
設計
・必要脱臭効率算出
・長寿命化の設計 -
導入
・脱臭フィルタ
・徐放効果を利用
・2ユニット設置 -
導入後効果
・最大脱臭効率87% ・1年以上の長寿命
既存の生物脱臭装置の「脱臭効率に安定性がなかったこと&維持管理に手間がかかってしまうこと」を課題とされていたので、今回は脱臭効率の向上と長寿命化を実現する設計としました。
本件は早急な対応が必要だったため、拡散シミュレーションの実施後すぐに脱臭装置の設計にとりかかりました。
食品工場の臭気対策成果
最大脱臭効率87%:原臭臭気濃度1,400→出口臭気濃度270
デモテストのない状態でも「最大脱臭効率:87%・平均脱臭効率(5回):80%」と高い脱臭効率が得られました。
また2ユニットを交互に使用し、使っていないフィルターから徐々に臭気を放出する仕組み(徐放効果)を作り、その原理を最大限活かすことで長寿命化(現状1年以上)を実現しました。
導入装置の概要
機器型式 | ZG-14000-4(5)×2ユニット(ゼオガイア) |
処理風量 | 213m3/min |
装置外寸 | 1290W×1346H×856L |
装置重量 | 320kg/基 |
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シロップ・甘い臭いの臭気対策事例
甘い香りやスパイスの香りは短時間だけ嗅ぐと良いにおいに感じ、苦情につながらないのでは?と思われがちですが、近隣住民にとっては悪臭として認識されてしまいます。
想像して頂けるとわかりやすいと思うのですが、「食事中に全く別の臭いがする、香水の臭いが1日中する」と気分が悪くなるのは容易に想像がつくと思います。
それと同様でいくら甘く良い香りでもTPOにあっていない香り=悪臭となってしまうので、近隣から苦情が来る前に対策が必要な臭気です。
シロップ・甘い臭いの対策事例1:【食品工場】
課題解決法:複数臭気のため5ラインの脱臭装置を設置
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臭気成分
スパイス系臭気 メープルシロップ由来の臭気
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発生場所
商品開発工程の排気
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導入企業
調味料 食品メーカーの製造工場
課題ポイント
- 風量が異なる5つの脱臭器を設置する必要があった
- メープルとスパイス由来の臭気の対策
- 住宅地に隣接する新設の研究棟に装置を選定
シロップ・甘い臭いの臭気対策の流れ
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デモテスト
・同質臭気確認
・既存臭気にてテスト
・原臭にて臭気測定 -
脱臭装置の設計
・テストで効果確認
・排気ライン設計
・各ラインの装置設計 -
効果測定
・各脱臭効率算出
・臭気判定士が確認
・お客様も体験・確認 -
景観への配慮
・3基を黒色塗装
同質の臭気を既存の研究棟にて確認できたので、効率化(コスト削減)を図るためにデモテストを実施し、各ラインにおける必要な脱臭効率を算出。
各スパイスとシロップ臭に対して最適な脱臭装置を設計するため、5ライン全ての風量に合わせた排気口&フィルタ枚数に設計し導入しました。
シロップ・甘い臭いの臭気対策成果
【スパイス系】入口臭気濃度4,000→出口臭気濃度500:脱臭効率87.5%
【メープル系】入口臭気濃度1,600→出口臭気濃度400:脱臭効率75%
とスパイス臭&シロップ臭ともに75~87.5%の脱臭効率となっており、近隣の苦情を抑えることができるレベルまで脱臭することができました。
また、装置の色がそのままでは研究棟の景観を損ねてしまうことから、屋外の3基を黒色に塗装することで外観との調和を大切にしました。
導入装置の概要
系統 | 機器型式 (ゼオガイア) |
処理風量 (m3/min) |
処理風量 (CMH) |
装置外寸 (mm) |
装置重量 (kg) |
1 | ZG-17000H-3(5) | 244 | 14,640 | 1290W×1646H×856L | 302 |
2 | ZG-5200-3(5) | 85 | 5,100 | 988W×746H×856L | 130 |
3 | ZG-5200H-3(5) | 80 | 4,800 | 686W×1046H×856L | 130 |
4 | ZG-7800-3(5) | 130 | 7,800 | 988W×1046H×856L | 172 |
5 | ZG-2600-3(5) | 34 | 2,040 | 983W×446H×856L | 71 |
合計 | 573 | 34,380 |
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臭気対策に使用した機器とサービスの特徴
脱臭装置
ゼオガイア
「食品の臭気対策に適した脱臭装置」加工段階で発生する様々な食品&工程で発生する臭気に対して高い効果を発揮し、ニンニクなどの臭気度数が高い食材のニオイも強力に脱臭します。
また「柔軟な設計・軽量・コンパクト」と場所をとらないので、厨房~工場まで少しのスペースさえあれば設置して頂くことが可能です。
メンテナンスやお手入れもフィルタ式なので、半年~3年に1回交換をするだけで、従業員の方の負担を減らすことができます。
消臭剤スプレー脱臭装置(マイクロゲル)
「人工的な臭いの臭気対策に適した装置」で低~中程度の臭気対策に適している高能力消臭剤(マイクロゲル)を使用した脱臭装置となります。
臭いごとに適した消臭剤を選定することで狙った臭気に対して高い効果を発揮し、低コスト&ハイパフォーマンスを実現しました。
また一般的なスクラバー脱臭装置よりも、排水などの廃棄物が発生しないことから環境にも優しく、排水処理費も削減できるのでランニングコストが安い特徴があります。
排気口の風量が弱くても設置しやすいよう低圧損となっており、大型ダクトへの変更の心配がないため初期費用が安いのも魅力です。
臭気測定・監視・管理器
POLFA(ポルファ)
「臭気測定」のために使用する装置です。主に臭気の発生源や臭気の強さを数値化するために使用する機器となっております。
LIMOS(リモス)
「敷地外の臭気監視」のために使用する装置です。敷地外の臭気を24時間観測し、近隣住居やオフィスなどに悪臭被害が及んでいないか監視する機器となっています。
DELFA(デルファ)
「排気口の臭気監視」のために使用する装置です。排気口の出口に設置し24時間臭気を監視、データから工場周辺への臭気拡散を予測するために用います。
KaLmoS(カルモス)
「臭いのシミュレーション(ミエル化)」のために使用する装置です。周辺建屋・気象条件・大気温度などの影響までデータ化し着地臭気濃度を予測できる機器となっています。
サービス一覧
臭気アセスメント
「ニオイの数値化・ミエル化」が目的です。悪臭が拡散する原因を突き止めるための調査で、本質を理解することでスペック不足とオーバースペックといった機器選定のミスを未然に防ぎます。
事業所内の臭気の発生場所や強さ、事業所周辺への広がり方や苦情発生源からシミュレーショを実施することで、悪臭支配率の算出をし理論的な対策を提案させて頂きます。
臭気・悪臭調査
「臭気の侵入経路を調査する」のが目的です。臭気は目に見えないので侵入箇所を発見できず、対策に悩まれたお客様からよくご依頼頂いております。
年間対応件数が160件を超える人気サービスで、カルモア社特許の技術で原因を解決していきます。調査後は近隣の住民や管理会社への報告書の発行や脱臭作業&脱臭装置の設置なども行っております。