下水処理場の排水臭を定点式ニオイセンサーで監視！近隣苦情の防止事例！

今回ご依頼頂いたのは下水処理施設様。近隣に住宅地があるため絶対に臭気の漏洩が許されない状況だったため、海外製のニオイセンサーで危機管理としてモニタリングを行っていました。

しかし、海外製で少し古い製品だったためサポートの対象外となってしまい故障時に直せないことと、機器更新をするとなると1台300～500万円ほど必要という問題がありました。

そのため、国内メーカーであるLIMOS定点観測ニオイセンサーに興味を持って頂き、問い合わせ～導入にいたった事例となります。

下水処理場様の課題

下水処理施設となるので、人間が不快と感じやすい排水臭（アンモニア臭）が発生してしまうので、敷地外に漏洩してしまうと高確率で臭気苦情となってしまう状況でした。

しかし、今利用しているニオイセンサーが海外製の少し古いタイプであったため、サポート対象外となってしまい、もし不備があった場合も修理ができない状況と、臭気の漏洩リスクを抱えていました。

また、機器更新は可能なのですが1台につき300～500万円と高額だったため、「もう少し安価に導入できる類似した機能を持った代替え品」を探しておられました。

その際に、LIMOSをご検討頂いたのですが、実際に海外製のニオイセンサーと比べてコストメリットが多いことに興味を持って頂きました。

実際に比較して頂くとわかりやすいと思うのですが、機能が向上し、価格も安くなっているので、導入に負担がかかりにくい製品となっています。（上記お客様から頂いた声も比較内容に入れています。）

また、LIMOSに使用されているニオイセンサーと海外のニオイセンサーは別物なので、行政から「まずはテストをしたい！」とご依頼頂いたため、下水処理場から発生する臭いを正確に捉えることができるかを確認するため、臭気判定士が現地でデモテスト（※別料金）を行いました。

その結果、LIMOS搭載のニオイセンサーでも問題なく臭気の強さを計測することができると確認できたことと、臭気の強さから臭気指数へ変換するための換算式（※別料金）を作成させて頂いたことが決め手となり、リモス3台を導入頂くこととなりました。

導入頂いてから不具合などの報告はなく順調に稼働している状態で、これまで通りの臭気計測に加え、臭気指数に近い値で把握できるようになったことから、より正確に臭気の強さを計測できるようになりました。

今回の件をご評価頂いたことから、現在では別施設での導入もご検討頂いています。今回のように施設の状況、臭気の強さ・種類、お客様のご要望に合わせて、ベストな対策をご提案させていただきます。まずはぜひ一度、当社までご相談ください。日本全国対応で、海外もご相談に応じます。