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業務用脱臭消臭のカルモア(臭気調査・脱臭装置・消臭剤・センサー)・防カビ・除菌・ウイルス対策

創業30年 全国・海外 実績10万件
脱臭消臭専門のカルモア

納入事例

CASESTUDY

老人ホーム(特養)の除菌脱臭!院内感染&ニオイ対策の事例

老人ホームのイメージ画像
  • 臭気成分

    汚物臭・体臭・生活臭

  • 発生場所

    病院 産婦人科

ご依頼いただいたのは、特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人様。

 

すでに特別養護老人ホームを展開されており、今回は新たにオープンする特養・老人ホーム(以下、特別養護老人ホーム)における除菌脱臭対策を行なってほしいというご依頼でした。

 

特別養護老人ホームは、ご高齢者が入居する施設のため、一般的な施設よりもしっかりとした除菌脱臭対策が欠かせません。

本事例では、カルモアの酸素クラスター除菌脱臭装置を合計236台導入させていただき、確かな除菌脱臭効果を発揮し、入居者はもちろん従業員の方も安心して過ごせる施設づくりのお手伝いをすることができました。

 

ここでは、その事例の詳細について説明していきます。

課題
  • IAQ(室内空気質)を改善し365日安心して過ごせる老人ホームにしたい
  • 体臭や汚物処理室の開閉の際のニオイがして困っている
  • 危険なので、認知症の方の手の届かない位置に設置したい

 


 

導入事例の効果
  • 安全性の高い酸素クラスター除菌脱臭装置を合計236台設置
  • 居室や汚物処理室に装置を設置することで、スタッフ訪問者から印象UP
  • 壁掛け、埋め込み式を高所に設置することで安全性を確保

老人ホーム(特養)目的と課題

IAQにこだわったハイグレードな施設にしたい!

老人ホームへの酸素クラスター脱臭装置設置位置の画像

ご依頼主である社会福祉法人様は、空気の質(IAQ)を重要視しており、設計段階から除菌脱臭対策をしっかり行うように考えていらっしゃいました。

 

今回新設された特別養護老人ホームは、地上6階建てで各フロアに40室の居室が入っている大型の施設です。

 

特別養護老人ホームは、ご高齢者が入居するため、万全な感染対策が不可欠です。また、オムツのニオイや治療薬によって発生する独特な体臭など、さまざまなニオイが混在するため、入居者や来訪するご家族、さらには従業員の方々が快適に過ごすためには、しっかりとした脱臭対策も重要になってきます。

 

また、この2点をしっかりと対策することで、「安心して過ごせる施設」として施設内外にアピールすることができます。

老人ホーム(特養)様への除菌脱臭対策

人が多く集まる場所を重点的に対策!

老人ホームへの酸素クラスター脱臭装置の共有スペースへの設置画像

今回のような大型の施設では、多くの人が集まる場所への対策が重要です。

 

例えば、多くの人が往来する廊下、さらには食事スペース、交流スペースなどといった場所が挙げられます。

 

当社では、施設の設計図はもちろん、実際に施設において空気の流れを徹底的に調査し分析。

 

ニオイの強い汚物処理室や入居者が長く過ごす居室はもちろん、上記の人が多く集まる場所にもしっかりとした除菌脱臭対策ができるように計画を詰めていきました。

 

オゾンではなく酸素クラスター除菌脱臭装置を選定!

 

除菌脱臭対策の一つとしてオゾンを使った対策方法があります。しかし、当たり前になっているオゾンによる除菌脱臭対策ですが、場合よっては人体に悪影響を及ぼす危険性があることをご存知ですか?

 

オゾンは濃度によっては、人体への悪影響を及ぼすことが確認されています。日本産業衛生学会では、作業環境基準としての許容濃度を0.1ppm(0.2 mg/m3)と定めています。また、人体への影響としては、日本オゾン協会が下記のような指標を公表しています。

 

濃度(ppm) 人体への影響
0.01~0.02 ppm オゾンの臭気を感じる
0.1 ppm 鼻、のどへの刺激
0.2~0.5 ppm 視力の低下
0.4~0.5 ppm 上部気道への刺激の感知
0.6~0.8 ppm 胸痛感知、咳
1~2 ppm 疲労感・頭痛・頭重の感知、呼吸機能の変化
5~10 ppm 呼吸困難、脈拍増加
50 ppm~ 生命の危険が起こる

※出典:特定非営利活動法人 日本オゾン協会「オゾンハンドブック」より

 

そのため、オゾン発生器のHPなどでは「濃度0.1ppmだから安全」と謳っているものもありますが、0.1 ppmで安全なのはあくまで“作業環境”においてのもの。

 

作業環境というのは、その場所に最大8時間いることを前提としており、それ以上その場所にいることは想定していない数値です。

 

いくら低濃度のオゾンであっても、長時間吸入すると人体に悪影響を及ぼしてしまうため、オゾン発生器を選ぶ際は、濃度の他に滞在時間なども考慮する必要があります。

 

カルモアでもオゾン発生器を取り扱っていますが、濃度とともにその場所に人がいるのか、さらには滞在時間なども考慮して、最適な機器を選定しています。

 

上記の理由から、今回の事例のような入居者がずっと過ごすような空間においては、オゾン発生器は避けるべきだと当社では考え、酸素クラスター除菌脱臭装置を設置することをご提案させていただきました。

 

酸素クラスター除菌脱臭装置の効果と安全性については、下記をご参照していただければと思います。

 

⇒酸素クラスター除菌脱臭装置の効果と安全性を見る

 

また、オゾンは独特の生臭さもあるため、入居者や従業員の方々が長く過ごす特別養護老人ホームにおいては不向きな対策方法といえるでしょう。

 

合計236台の酸素クラスター除菌脱臭装置を導入

 

今回の特別養護老人ホームは、地上6階建てで各フロアに40室の居室が入る大型施設だったため、合計236台の酸素クラスター除菌脱臭装置を導入させていただきました。

 

導入したのは、受付、エレベーターホールなどの共用部、居室、汚物処理室、多目的トイレ、リハビリテーション室です。

 

ただ、今回の事例は13年前のもので、現在はダクトインタイプの酸素クラスター除菌脱臭装置も取り扱っているため同条件下であれば台数を1/5から1/10に減らせると想定されます。

老人ホーム(特養)様への導入後の効果

インフルエンザなどの集団感染を起こさない施設に!

インフルエンザの感染者数

酸素クラスター除菌脱臭装置の導入後、本施設においてインフルエンザ感染者数を調査させていただきました。その結果、感染なしが97.9%となり、集団感染の危険性を大きく減らすことができました。

 

施設長様からも、「インフルエンザによる集団感染にもならず、事務員含めて介護者の人繰り(シフト)に助かった」、「ニオイの少ない空間なので、施設を訪れるご家族の方が気持ちよく穏やかな気分になり雰囲気が良くなった」、「まだ機器を設置していない娯楽室にも導入を検討する」など、お喜びの声をいただくことができました。

 

特別養護老人ホームの脱臭対策・除菌対策でお困りの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。日本全国対応で、海外もご相談に応じます。

導入製品・サービスについて

酸素クラスター除菌脱臭装置 室内設置型

圧倒的な納入実績を誇る酸素クラスター除菌脱臭装置【レビオン】。 マイクロプラズマ放電により生成された大量の酸素クラスターイオンが、菌・ウイルス・悪臭物質などを除菌・消臭します。※写真はシルフィードminiです

導入事例

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