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業務用脱臭消臭のカルモア(臭気調査・脱臭装置・消臭剤・センサー)・防カビ・除菌・ウイルス対策

創業30年 全国・海外 実績10万件
脱臭消臭専門のカルモア

納入事例

CASESTUDY

建築工事中の新築マンションでカビが発生!除菌・徐カビ対策事例

建築工事中の新築マンションでカビが発生!
  • 臭気成分

    汚水臭・下水臭

  • 発生場所

    マンション トイレ

今回ご紹介するのは、マンションの除菌・徐カビ作業の事例です。

 

カビが発生したマンションは、なんと建築工事真っ最中。「カビが発生した状態のままでは物件をお客様に販売できない」とお困りの建設会社様より、当社にご依頼をいただきました。

 

カルモアでは、高濃度オゾン発生器を使って、除菌・徐カビ作業を実施。無事に清潔で安心できる空間を取り戻しました。この記事では、その事例の詳細についてご紹介していきます。

課題
  • カビ除去後に再発の恐れがないか発生原因の調査が必要
  • 建築工事中のマンションで床をめくっての作業は避けたい
  • 床下が数センチしかなく人が入っての作業が不可能

 


 

導入事例の効果
  • カビ発生原因をつきとめ、カビ除去さえ行えば再発はないと判断
  • 床板の一部だけを切りオゾンによって除菌・徐カビ
  • 超大型オゾン発生器を用いることにより、床下数センチでも作業可能に

お客様の課題と目的

今回、カビが発生したのは築年数が古いマンションではなく、建設中のマンションでした。

 

カビは、人が住み始めてからしばらくしないと発生しないイメージがあるかもしれませんが、建設中の建物においてカビが発生してしまう事例は実は珍しくありません。

 

今回カビが発生したのは、内装がほぼ仕上がった完成間近のタイミング。もちろん、カビが発生しこれから繁殖する恐れがある状態で、お客様に物件を販売・引き渡すわけにはいきません。

 

ご依頼いただいた建設会社様からは、なるべく物件価値を損なうことなく作業をしてほしいというご要望をお持ちでした。

 

ご依頼いただいた建設会社様とは、以前もカビ対策でのお取引があり、「カビといえばカルモア!」と信頼をいただいていたため、今回もリピートをしていただきました。

事例ポイント

  • 人が不快に感じる酸っぱい系の異臭が問題となっている
  • 1部屋の調査にかけられる時間が5~10分と短い
  • 臭気判定士の経験と確かな調査機器による臭気調査の正確性

ご依頼をいただいた後、実際に現場のマンションへ行ってすぐに調査を開始。すると、壁と床の角にあたる部分にカビが発生していました。それを見てすぐに、床下でカビが繁殖していることがわかったので、床の一部を切って確認して見たところ、やはり床下においてカビが発生・繁殖していました。

 

ではなぜ、建設途中のマンションの床下においてカビが発生してしまったのでしょうか?

 

それは、マンションの基礎となっているコンクリートの乾燥が足りなかったこと。建設で使われる生コンには約20%の水分が含まれています。

 

さまざまな条件や環境によって、コンクリートの乾燥不足が起きると、余剰水の大部分は室外壁などで仕上げられていない室内側へと放湿されます。

 

今回の事例においても、コンクリートの乾燥不足を原因として、床下でカビが発生していました。また、コンクリートの乾燥が足りなかったのは、このマンションの基礎工事が梅雨時期に行われていたことが原因と考えられます。

 

このように、建設途中や新築マンションにおいても、カビ発生のリスクは伴うのです。

カルモアがご提案した解決策

床下に発生したカビを除去するために、一般的な清掃会社であれば、床板を全て剥がしての除菌・徐カビ作業になりますが、今回のお客様のご要望は「なるべく物件価値を損なうことなく問題を解決してほしい」というもの。

 

床の一部を切り取ってカビをオゾン発生器で除菌する様子

 

そのため、カルモアでは床板を剥がすことなく除菌・徐カビが行える高濃度オゾン発生器を使用することを選択。床の一部に穴を開け、そこからオゾン発生器で高濃度オゾンを流すことで、人の手が届かない床下の隅々まで、除菌・徐カビすることに成功しました。

 

オゾンは、大学・研究機関などによる学術的な実証も多く行われており、信頼性の高い除菌・消臭技術。カルモアではこれまでに医療機関、福祉施設、学校、公共施設、オフィス、ホテルなど、幅広い場所・施設で高濃度オゾン発生器による除菌・徐カビ作業を実施してきました。

 

オゾン発生器の特徴:高い除菌効果

オゾン発生器のウイルスや菌の除菌効果

【参考文献】

 

オゾン発生器の効果は、オゾンガス濃度(ppm)と接触時間(min)の積によって算出されるCT値が高いほどに効果が増加するとされています。

 

下記の各機関による検証結果においても、「99.7%以上もの死滅率・減少率」の菌やウイルス対しての効果が確認されています。

 

オゾン発生器の特徴:高い脱臭効果

オゾン発生器は、高い除菌効果だけでなく高い脱臭効果も期待できます。オゾンは、発生したニオイを消臭するよりも、「内装・布・建材・車内」などに沁み込み残留しているニオイの元を分解することに適しており、今回のようにマンションの事例にもぴったりな対策法です。

 

オゾン発生器を使用してカビ除去&除菌している様子

 

オゾンによる脱臭は一般的な消臭剤とは異なり、物体内部までオゾンが入り込むため臭気成分そのものを酸化させて分解することが可能です。物質のほとんどは酸化することで無臭化する特性があるので、日常的な臭気であれば脱臭できる可能性は非常に高いといえます。

 

オゾンが効果を発揮しやすいニオイ

オゾンで消臭&脱臭しやすいニオイ

オゾンが効果を発揮しづらいニオイ

オゾンで消臭&脱臭しにくいニオイ

 

 

オゾン発生器による除菌・徐カビの確かな技術

巷には、一般の方も購入できる有人空間用のオゾン発生器が多く出回っていますが、上述したCT値に基づいた除菌・脱臭理論でもわかる通り、低濃度のオゾンでは、十分な除菌・脱臭効果を得ることができません。

 

ほとんどの場合、人体への有害性が生じないオゾン濃度を維持することで安全性をアピールしていますが、そもそも期待できるような効果を発揮することが難しいというのが現実です。

 

高濃度オゾンを利用した作業は、危険性の高い作業でもあります。それは、高濃度オゾンには人体への有害性が懸念されるからです。さらに、高濃度オゾンはニオイが建材などに付着してしまう恐れもあるため、非常に扱いが難しい対策法です。

 

しかし、オゾンによる除菌・徐カビ作業の豊富な実績を持つカルモアなら、高濃度オゾンを適切に管理し、安心・安全に作業を行うことが可能です。今回の事例のように、手の届かない部分の除菌・徐カビ作業などには、高濃度オゾンによる作業が効果的です。

対策実施後の効果

 

カビの除去後と除去前のビフォーアフター

 

作業前と作業後に、綿棒によるカビの拭き取り調査を実施しました。 写真でも一目で分かる通り、カビの有無は一目瞭然。高濃度オゾンによって、床下で発生したカビは見事除去することができました。また、オゾンの脱臭効果によって室内のカビ臭もなくなり、自信を持って物件を引き渡せる状態へと回復することができました。

 

カルモアでは、今回のマンションはもちろん、医療施設、教育施設、商業施設など、あらゆる施設における除菌・徐カビ、さらには防カビ作業まで、豊富な実績があります。もし、カビやニオイでお困りでしたら、ぜひ一度カルモアにお問い合わせください。日本全国対応で、海外もご相談に応じます。

導入製品・サービスについて

カビ調査・分析・防カビ施工

発生したカビの調査・分析から対策まで、トータルでお助けいたします。

導入事例

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