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業務用脱臭消臭のカルモア(臭気調査・脱臭装置・消臭剤・センサー)・防カビ・除菌・ウイルス対策

創業30年 全国・海外 実績10万件
脱臭消臭専門のカルモア

納入事例

CASESTUDY

会議室で体調不良者続出!異臭の分析で原因解明と異臭解決した謎解き事例

  • 臭気成分

    2-エチルヘキサナール、2-エチルヘキナノール、ノナナール

  • 発生場所

    大学会議室

会議室で目がチカチカし、頭や喉が痛くなる……人体への影響や臭気成分の分析から、問題を解決するための対策の実施まで一貫して対応!体調不良の訴えが無くなりました。

課題

東京都の某大学から、会議室にて会議が行われると目がチカチカする、頭や喉が痛くなる等の症状が出るとの話が寄せられました。

事例ポイント

  • 会議室で目がチカチカし、頭や喉が痛くなる(シックハウス症候群様の症状が発生している)
  • 人体への影響を分析してほしい
  • 臭気成分分析だけでなく、問題解決をしてほしい
  • 異臭再発防止を徹底するため、原因を調査したい

施策

原因を調査する為、室内空間中の臭気分析を実施。
まず、臭気判定士により、問題臭気の発生源特定の調査を行いました。
調査では、ニオイセンサーや臭気判定士の嗅覚を用いて、会議室の隅々まで測定を行います。
その結果、会議室全体に揮発性の高いアルコール系臭気が感じられました。
特に、会議室の上層部よりも下層部で高いセンサー値が検出され、発生源は床である事がわかりました。
この臭気成分が何であるか、詳細を調べ、さらに人体への影響を調べる分析が行われました。

分析結果・対策

対策風景

分析の結果、会議室に発生していた臭気成分は、2-エチルヘキサナール、2-エチルヘキナノール、ノナナールである事が判明しました。
これらの臭気は、コンクリートのアルカリ水とタイルカーペットの可塑剤が反応し、加水分解した時に発生する事が知られております。

 

今回の場合、次のような対策を行うこととなりました。

  1. コンクリートに付着している接着剤を出来る限り剥離します。これは、接着剤に付着、染み込んでしまった臭気成分を取り除く為です。
  2. コンクリートに染み込んでいる臭気をオゾンと消臭剤を使用し、低減させます。
    オゾンは、ガスなので、コンクリートの多孔質部分まで行き届き、染み込んだ臭気成分を分解する事ができます。
  3. 再発を防ぐ為に特殊な塗料をコンクリートに塗布し、ポリオレフィンシートを敷きます(現場によっては、3を省く事もできます)。
  4. 新しいタイルカーペットを敷きます。

 

臭気対策後、臭気クレームや体調の訴えは無くなり、本来通り会議が行えるようになったそうです。

この物件だけでなく…

本事例は様々な建物で起きております。この臭気が発生するポイントとして挙げられる共通点は床材の中に含まれている「水分」です。
ですから、水分の蒸発の遅い地下室や竣工して1年未満等のコンクリートの含水率が高い傾向にある環境で多く発生している臭気問題です。

導入製品・サービスについて

臭気成分分析(異臭分析・特定悪臭22物質など)

カルモアの異臭分析は、豊富な分析経験を元に、臭気判定士の資格を有する空気環境コンサルタントが、お客様の要望をヒアリングし、最適かつ確実な分析方法を提案いたします。

カルモアのプロサービス「臭気調査」

異臭・悪臭調査 (臭気判定士による原因特定)

苦情解決率 98%! 何のニオイ?...どこから来るのかわからない... そんな原因不明のニオイ問題を、プロの臭気判定士が解決いたします。

脱臭作業(臭気判定士が実施)

業界最多の対策実績!大規模施工の経験多数! 火災後の焼き焦げ臭・大型倉庫の保管荷物臭・ホテル客室トラブル臭・賃貸物件の住居者特異臭・動物臭・カビ臭・建材臭・シックハウス・・・悪臭対象が明確なものから、よくわからないニオイの脱臭まで。特殊専門部隊が、最短・最適な手法により不快なニオイを根こそぎ除去します。

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